ブラック・ジャックの中の単行本未収録の物語について解説しています。

ブラック・ジャックには、単行本に収録されていない話があります。それは描かれた当時は問題にならない描写表現、物語そのもの、使用されているセリフなどが、時代と共に受け入れがたい（差別的な要素を含む）ものになっているというのが一つ。あとはノリでスターシステム（他の作品の登場人物をゲスト出演させる事）で描いたけれど気に入らない、あるいは物語自体が面白くないと思い、収録をためらったものもきっとあったと思います（鉄腕アトムの中で先生自身で気に入らない作品もあると明言しているので、そう推測しました）。単行本に最初から収録されなかった、そして後に差し替えられてしまった物語が存在しています。それらをここで解説してみたいと思います。

『指』 『快楽の座』 『植物人間』 『金・金・金』 『不死鳥』 『落下物』 『おとずれた思い出』 『壁』

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