ブラック・ジャックでのコミックス完全未収録作品。今後も『指』と同様に収録される事がないと手塚プロで決定された封印作『快楽の座』である。著作権がなければ、雑誌の掲載ページをそのまま載っけるのが早いんだろうが、それがなくとも何せ封印問題作。現実的にはそうもいかないので、これでみんなの想像力を総動員してよろしこ。と言う事で相当悩み試行錯誤した結果↓。しかし、こういうものは禁止されればされるほど謎めいて魅力的に見えて、人の好奇心を掻き立てるものなのですよ。好奇心というやっかいなもので痛い目にあうとわかっていても、してしまうのが人間。ならば、そうなる前に何が悪くてどう言う訳か?をハッキリ知らせる事も大切でしょ?という事で、その辺の問題となっている事情もビシバシ突っ込んじゃうよ。だってディープな闇を秘めているからこその封印作だし、その闇を白日の元に晒すというのがこの未収録話解説のコンセプトであるからですよ。だから読後はちゃんと考えてね。手塚先生の為にもね。

ブラック・ジャック未収録話『快楽の座』

イメージするのが難しいと思うので、取りあえず模写して登場人物のご紹介っす。

スチモシーバー研究の第一人者、鬼頭きとう教授。 メランコリックな気質の、トカゲ大好き少年、三郎さぶろう君。 サブ君が勉強に集中しないのは、気質のせいと思っている教育ママゴン。
【1ページ】
1コマ目。機械に手をそえる教授の台詞「よろこべ」
2コマ目。機械を頭につけた大笑いするサル達。キィ、キィ、キャ、キャの擬音。
3コマ目。機械に手を伸ばす教授。カチッとスイッチを切る音。ピタリとサルが清冽している。
4コマ目。再びスイッチを押す。「歩け」の台詞。
5コマ目。サルが並んで歩く。後ろには檻。
6コマ目。機械の上の方のスイッチを押しながら「食え」と命令する台詞。
7コマ目。ガツガツガツとエサをむさぼりくらうサル達。
【2ページ】
1コマ目。脳がむき出しになり装置をつけられている舌を出した犬の絵。左側余白に解説。●スチモシーバー●アメリカのエルガド博士がかんがえだした装置で、超小型の電子装置を動物の脳につないで、脳に人間からいろんな命令をだす。動物の心が、完全にあやつれるのだ。おそろしく、きみのわるい発明である。
2コマ目。腕組みして見ているブラック・ジャック。
3コマ目。ネコが出て来る様な押すだけで開く扉からよだれをたらしたライオンが出て来る。ウルルルル、ウウ
【3ページ】
1コマ目。ガアウウウとほえながらライオンが勢い良く飛び出して来て、サルに飛びかかろうとしている。教授「やめろ、おそうな」と大コンピューターのスイッチを押しながら命令する。
2コマ目。ライオンピタッと止まる。サルが3匹、机の下で身を寄せあって震えている。
と、↑この形式でやろうと思ってBBSにも意見求めたけど、反響ないし著作権でイロイロあったら嫌だし、20ページぐらいあってめんどくせえななので(これが本音、藁)やっぱ止めとくわ。見たかったら国会図書館でコピーしてけろ。まあ、後は台詞を追って話を見て行くね。
【4ページ】「ねろ」と命ずるとライオンはコテンと横になり、グオーグオーと鼾をかいて眠ってしまう。鬼頭教授は「どうだね、ブラック・ジャックくん。歩く、止まる、おこる、泣く、笑う、おもいのままだ」と言う。ブラックジャックは「これを人間に利用しようというのですか」と尋ねる。鬼頭教授は「そうだ!げんにロバート・ヒース博士は、人間の精神病の患者にためしてみたそうだ。患者のあたまに電極をさしこんで、脳の中にある“快楽(よろこび)の中枢”をしげきしたら…」
【5ページ】「患者の不安やゆううつ症が、ケシとんでしまったそうだ」ここでライオンがムクリと起き上がる。「人間にはきけんですよ」とブラックジャック。鬼頭教授は「そりゃあ、万一のこともあるが…」二人の目の前をライオンが朦朧とした顔でよたよた歩いている。鬼頭「ジェンナーをみたまえ。自分のこどもに種痘をためしてみた。まちがえばこどもをころす所だったんだ」ライオンが押して開く扉から壁の中に戻る。大コンピューターの前の鬼頭「だが、そんなことを心配していたら医学の進歩はむずかしいよ」教授の周りに猿がいる。ブラックジャックは背を向け無言で出て行く。
【6ページ】鬼頭教授、急ぎ足で別室に入る。試験管やフラスコがズラリと並ぶ部屋で電話する。「もしもし、磯巻いそまきさんですかな。わたしは鬼頭教授です。治療の準備ができましたよ」学習机に向かいイスに座る少年の後ろ姿。入り口で母親が声をかける。「サブちゃん…お医者さまが今日いらっしゃいってよ…服をきかえなさい」サブ悲しそうな顔で、教科書が開いた机の上にいるトカゲを見る。母親が手に口を当てて「ンマ、またそんないやらしいトカゲとなんかあそんでっ」ハンカチでトカゲを摘もうとする母親に、「いやだ、そのトカゲぼくんだ」とトカゲを取り返し手の中に包んで隠すサブ。
【7ページ】「こまった子…。どうしてこんなくらい心の子に…」と言いながら上着を着せてやる母親。「でもいいわ、お医者さまがきっとなおしてくださるから」と家の門から外に出ようとするモコモコのツーピースロングスカート姿でモコモコのロシア帽(メーテルが冠ってるやつ)姿の母親。「とにかくこの三、四年ぜんぜん笑い顔をみせたことがないんです…」と鬼頭教授の前でイスに座る二人「はっきり鬱病体質ですよ。それは病気なのです」と教授が答える。「ウエッ!?」サブの服の中、首部分からトカゲが顔を出すのを見て驚く教授。「サブ…!!またそんなもの持ってきて!!」と怒る母親。「いいですか、おかあさん。これは最新で最強の治療法です。スチモシーバーといいましてね、息子さんのあたまに、ある機械をうえこみます」と自分の頭を指差して説明する教授。
【8ページ】「その機械はコンピューターとの連結器です。三郎くんがちょっとでもくらーい気持ちになったとき、コンピューターが連絡をうけて自動的に電波をおくります」左手にレゴブロックの様な端末を持ち、右手で後ろの巨大なコンピューターを指差す教授。暗い顔のサブ「その電波は三郎君の脳に作用して」「くらい心を消してしまうのです」とサブの頭を指差す教授。「なんだかわかりませんけど、最良の方法ならよろしくおねがいいたしますわ先生」と深々と頭を下げる母親。いきなり手術シーン。頭蓋骨に丸い穴を開け、さっき鬼頭教授がもっていた端末が埋め込まれる。
【9ページ】ベッドで寝ているサブと見下ろす母親の姿。「コンピューターが始動しますぞ」巨大コンピューターの前、横目で見る教授。ボーッとした横顔のサブ。キーンという音。「あ…、サブちゃんが笑ったわ」と喜ぶ母親と張り付いた様な笑顔のサブ。クク、ククク、クと張り付いた笑顔のままで笑うサブ。「サブちゃん!!笑ったのね。もっと笑って! よかったわ、なおったのね」とそれを見て喜ぶ母親。
【10ページ】二人の側に来る教授「もう三郎くんはけっして陰気な心になりません。いっさいコンピューターが消してしまうわけですからな」と解説する。「ありがとうございます。ありがとうございます!」と言いながらサブの枕元に身を寄せる母親。「帰るわ,サブちゃん。退院の日を楽しみにしてるわよ」と手を挙げてドアから出て行く母親。笑顔のサブの枕元にトカゲが現われる。バシ!!とトカゲを思いっきり床に叩き付けるサブ。四肢がバラバラになり死ぬトカゲ。それを見て心からうれしそうに笑って寝るサブ。
【11ページ】寝ているサブの側のナイトテーブルの上にドンと置かれる本の山。手にたくさんの本を持ち「サブちゃん入院中だからって、勉強をおろそかにしないで」という母親。寝ているサブの上にかがみこんで「こういうときにこそ、本をよむんです」と人さし指を立てて言う。「この問題集をあしたまでにちゃんとやるのよ」とサブの目の前に広げる母親。ベッドと枕の間から「こんな本どっから?」とめざとく雑誌をみつける母親。「下のごらく室から…」と答えるサブ。本を見て口を開ける母親。「ダメ!こんな週刊誌。クダラないわ」とゴミ箱に本を放り込む。「かんごふさん。サブちゃんにあんまり低俗なものは、見せないようにおねがいしますね」という母親。母親の持ってきた本を広げているサブの所に、「どうだな、三郎くん」と鬼頭教授がドアから入って来る。
【12ページ】サブの寝ている上にかがみこんで「なやみごとがあるんなら、いいなさい」と言う。苦しそうな笑顔のサブは首を振る。「そうだろう!あるはずがない。みんな消えちまってるはずだ。わたしはこの治療法を医学会議に報告しよう。精神病におおいなる光!」と言いつつ,サブのはだけた胸に聴診器を当てる教授。「すばらしい!なやむ人間は、いっさいこの世から消えるんだ」と胸を張る教授。しかし、突然後ろからサブに刺される。振り返り信じられない顔の教授「サ、三…」と言いドサリと倒れる。
【13ページ】外でテレビを見る人々、パトカー、慌てる看護婦、警官達、をバックにパジャマのまま走って逃げるサブの姿。テレビからは「精神病患者が医者をさしてにげました!!。医者は重態です。患者は少年で……」と言っている。サブ自宅の玄関のドアを開ける。二階の窓からテレビが「いつも笑っています。しかし、凶気をもっています。警視庁では……」とニュースを続けている。電話しながら焦る母親の姿。「サブちゃんが先生をさして行方不明?なにかのまちがいじゃございません?あの子にかぎってそんなおそろしい……」と話している。入り口に立つサブ。「サブちゃんいつかえったの」とサブに気付き驚く母親。サブ笑顔のまま壺を両手に持って振り上げる。
【14ページ】キャー、キャアーと母親が悲鳴をあげて避ける。壺が何個か投げつけられて割れる。後ろから母親に猿ぐつわをかませ、ケケケケと笑うサブ。「鬼頭先生!」眠る鬼頭教授の周りにブラックジャックと数人が集まり呼びかける。その中の1人が「すぐコンピューターを破壊して電波をとめます。指示してください」と言う。「…だめだ…コンピューターをこわそうとすると…そのしゅんかんあの子もショックで死ぬ…」と言うので「じゃあ操作方法を教えてくださいっ」と言う。「コ…コ…コンピューターを…操作…す…するのは…わ…わししか…」という教授を別の医者が聴診器を当てて「操作はとてもむりだ。こうなったらその息子さんの頭の中から電極をとりのぞくほかない!」と他の医者を見る。
【15ページ】パトカーが走る「あの子は自宅へもどっています。だが、むやみに近づくと母親を殺すおそれがあるので…」家の前で警官や警部達が話合っている「麻酔ガスをうちこむか」「眠るまで時間がかかりすぎて危険ですよ」その警官達の後ろで腕組みするブラックジャック。「資産家だね」と鬼頭教授に語りかけていた医者に言う。「そうです。こんどの手術にはかなりの大金をつぎこんでますな」と答える。「すると、もう一度手術をするのに一千万ぐらい出すかね?」「そりゃあ出すでしょう」家に入って行くブラックジャック。後ろから「あなた…行くとあぶない!!」と止める医者。家にそっと入るブラックジャック。二階への階段を見る。
【16ページ】キキキと少しづつドアを開けるブラックジャック。「アーッハッハッ、アハハハハーッ、アハハハハハハーッ」と奥から笑い声がする。ソファの影で注射器をセッティングするブラックジャック。奥のドアを開けて様子を見るブラックジャック。「アハハハハ…ハハハハハ…」と聞こえる。中では猿ぐつわに手足を縛られてベッドに寝かされた母親の姿が。母親に向かって「おもしろいね、ママ。おごくおもしろいよ。もっとおもしろくしようか」と言いつつ手には刃物を持っているサブ。おびえて「ウーッ」とうめく母親。後ろから声をかけるブラックジャック。「おい、ぼうや。こっちを見るんだ」ピカと何かを発光させてサブの目を眩ますブラックジャック。
【17ページ】ひるんだサブの腕に注射をするブラックジャック。「ウッ」と驚きながらも「ウフフフフ…フフフ…」と笑いブラックジャックに手を伸ばし首を絞めようとするが、麻酔が効いたのか倒れるサブ。「少年は眠ったぞ。すぐ手術オペだっ」と二階から身を乗り出して外に声を掛けるブラックジャック。
【18ページ】手術シーン。白衣のブラックジャックと助手の医者達。「コンピューターが手術を妨害して少年の脳を破壊するかもしれないからな。脳波計をよく見ていてくれっ」「大スピードではずさなければあぶないぞ」と頭を開くブラックジャック。「脳波は?」「いまのところ異常ありません」ピンセットで探る。「こいつだ」電極を見つけ、汗まみれで真剣な面持ちのブラックジャック。
【19ページ】ピンセットで震えながら取り出す「はずした!!。手術は成功だ」戸口に立つブラックジャックと頬にバンソウコを張った母親。「息子さんはどうですか?」と聞くブラックジャック。頭を下げる母親。机の上のトカゲと遊ぶサブ。後ろで母親とブラックジャックがそれを見ている。「また…もとにもどってしまって笑顔も消えたし…トカゲだけと遊んで…」「ま、はじめから出直しですな」と会話する。玄関で母親に紙を渡すブラックジャック。「治療の処方箋をお渡ししますよ。処方箋料三千万円でどうですか?」口を押さえてビックリ顔で紙を覗く母親。そこには【処方箋 1,三郎くんに、こんごぜったいに勉強をおしつけない。2,三郎くんを一日中、子ども部屋の中にとじこめない。3,三郎くんに、すきなしゅみをさせる。4,三郎くんの将来について、むりじいしない。以上、治療法】ニヤリとした顔のブラックジャック、でおわり。
総 括: カットされた理由。表向き鬼頭教授の台詞のまんま『精神疾患患者を大人しくさせるのと、(人体)実験の目的で脳の一部を切除するという、所謂ロボトミー手術をほうふつとさせる話だから』でしょうね。(きとう教授の容姿と名前のせいでない事は確かw)昔、テレビでその模様=ロボトミー患者を放送してたと思うよ。非験者は外人で白黒映像だったけど、見た記憶がある(手術を受けた人が無表情っぽかったので、人間をロボット化させるからロボトミーだと信じていましたw)。まあね、精神疾患や知的障害者の人は叫んだり多動だったりするけど、中には本当に手が付けられない凶暴なのがいますし、一番問題なのは生殖に関する事だって、私がそれ聞いたのは大分前の事で、そういう施設で働いている人が周りに色々居たんで、自然に耳に入る状況でした。今は…どうですかね?まあ人間の本能・本質に関する事だからあんまり変わってないと思いますが。まあ、つまり人の見ていない隙を狙って=怒られるのだけは理解しているので、本能の性欲のみで女を襲っちゃう事態も起こる訳。困るよねー、頭は--でも体が筋骨隆々の男。体格の違う、か弱い女なんかねじ伏せるのなんて朝飯前だし、抵抗する相手の女を黙らせて大人しくさせる為に暴力奮う=強姦魔の常套手段 のは、どうも本能でやっちゃうみたいだよ。でも、法律的には責任能力ないから処罰されない。被害者は泣き寝入り。そういう現実もあると言う事は、かなーりディープな闇として存在している訳ですよ。【逆に女で知的な問題があると、男にいたずら=強姦、されても(手塚先生の漫画であったよね。眠ってる女の子を強姦する医者の話が。今その部分はカットされてる何だかなー)本人は何されてるか判らないまま、妊娠してしまうとかあるらしいから、家族が子宮取る手術させる。と、前にそういう事実があるのを知った。前に朝刊の障害者の現実を描く特集で読んだ。何か矛盾だなあ…誰の何の人権?男も避妊させてる=パイプカットしてるかどうかは判らん。調べたくもないし。もし女だけだったら性差別=男尊女卑とか出て来そうで、なおさら厄介だしね。】でも、実際は事件起こしても人権で守られてるから何も手出し出来ない。こうなると、持てる(=健常者)他人は、哀れな持て無い者の為に多少は犠牲になれ?と言われてる気がしてしまうんだよね。だからせめてしっかり監視してくれないと、何か起こったら監視者の責任問題になって当然だよね?なあんて書くと私もヤバいのかしらんw。でも、人類の根源的な恐怖についての問題だと思う。他人から暴力という原始的な手段に訴えられる=殴る蹴るされる、事への恐怖ってさ。そこには知能は関係ないと思うんだ。人間なら誰でも暴力は怖いと思うのが普通だろう?運が良い悪いでは済まされない話だよね。私は犠牲者にはなりたくありませんな。皆もそうでしょ?だから『皆の為=他人や身内の為にも、大人しくなって欲しい!』のは本音だろうと思うよ。まあ、今回は私、性的な面からの問題のみを提起してみたわけだが、他にも問題は色々あるんだよね。でもそれはタブーに触れますな。確実に。大概この手の差別とか詐欺に絡んだ問題って知的障害者が被害者になる事が多いし、(少し前までは痴呆老人も精神病院に入れていた)それ以外でもあってはならない様な事で手術を受けさせられたり(、…知らなければ問題にならないから、知らせたくない、知らせないって事は世の中に沢山ありますよ。知りたければググリましょう。ヒントや答えはゴロゴロしてますよ。例えば遺産みたいな金絡みの話とか、あ、それは「しずむ女」だねw)と、そんなふうに非人道的とされるロボトミー手術の裏側には様々な思惑が渦巻いていた、かも知れないと言う事ですねぇ。ああ、そりゃやれ(収録)ないわー手塚先生ほんとにチャレンジャーだわー。って、深く考えるとここまで辿り着くんだけど、実の所は『勉強し過ぎると=強要しすぎると、鬱病になる』って事でしょ。コレ読んで口実にして子供が勉強しなくなったら困るから、単純にそういう理由でPTAから苦情が行ったのかも知れませんよ。この頃は熾烈を極める受験戦争時代。子供の数多かったから、淘汰に容赦ない時代だったからね。こういう事実=嫌気がさして自殺、も沢山あったしね。現実的にはここまで酷くはないにしても、勉強漬けの日々には辛い事は辛いんだけどそれなりに意義は確かにあったと思う。スポーツ得意な人が部活ざんまいになるのと同じだと思う、今考えると。だから、どっちにもハマれなかった人は、思いっきり何かやった事が無いという空虚感に後々襲われるらしいw勉強ができる=マニュアル通りにやれる、みたいな事でしかないんだけどね、日本人はそういう地味な努力が大好きだから。調和とか重んじてるし。でも、良い大学出ても役に立つとは限らないんだよね。特に期待される応用力、想像力、発想力の必要な発明などで偉業を成す人ってそういう受験に必要なのとは別の能力が必要な訳だから。暗記とかマニュアル通りが得意なら事務系の役所関係しか使い道無いだろうね。現実的にそうだし藁。大体さ、スポーツでもオリンピック出れる人は一握りなのと同様に、大発見や偉業を成す人だって世界に何人程度だからね。ちょっと丸暗記が得意で良い大学出てるからってホント思い上がり過ぎだよね。詐欺の項でも話したけど、計画するのは頭の良い人でそれを実践するのはアレレな誇大妄想狂の詐欺師で、うまくお金だけ集めさせて…なんてのは○○者に多いからね。共謀してる時点で意地汚い同じ穴の狢、碌でも無い人間だって事だと思いますよ。まあ、何事にも過剰は禁物=詰め込み教育=過激な強制強要が問題なのである=理不尽な体罰もその1つ、も反動のゆとり教育=学級崩壊も、なのは確かですがね。当時は、親の見栄の為の勉強は子供の為になるのか?とそれに一石を投じたかった先生の思惑(実際それを主題にした話はブラック・ジャックで他にもあるし)優しさ、が裏目に出たのではないのか?と。今考えると、子供に嫌な事をさんざん押し付けておいて、ニコニコ機嫌良くしていろなんて都合の良い事をヌケヌケと言う母親=子供はお前のオモチャじゃねー=将来ヒキニートケテーイ、の危険性を指摘出来るよねっ!この話は。まあでも、その結果=詰め込み教育で落ちこぼれたのが、悔しいから反発してのゆとり教育、も困るよねw モンペ=モンスターペアレントとか、中庸を行く=考えながら臨機応変にバランスを取る、って出来ないのか?出来ない所がやっぱ未熟=マニュアル通りしか出来ないお役所仕事、でバカなんだろうね。まあ要するにこの話はロボトミーと受験(親の見栄)の為の勉強への批判のダブルパンチで封印決定!されちゃったんではなかろうかと思う。
追記:このスチモシーバーは不完全と言うか、思っていたのとはゼンゼン違う効果を持っていると思う。三郎の暴走のきっかけは、トカゲを殺した事である。これって最愛の者、大切な者、失ってはならないモノを自らの手で失った時に、その真価が発揮されるとも読めるよね。だから、最愛の友達のトカゲや、本来は病気を治してくれた?感謝すべき鬼頭教授を傷つけ、間違ってはいるが自分を溺愛している母親を傷付けようとするとものすごいストレスを生じて、快楽物質が脳から供給されるとしか思えん。愛を失う悲しみに勝る悲しみは無いからねー。最大級のストレス=鬱な感情だもんね、しかも自分の手でやるとなると、自分に対する鬱感情も加算されるから至福状態?文字通りサブ君サイコ=ノーマンになる所だったね。コワス!この物語りは完全にホラーじゃん笑!