うさん臭さ爆発の第4弾。物語もそろそろ佳境に入り、今回当たりから"ゲームのキャラ"も続々登場して参ります。そしてあらすじ紹介も"よた話ばかり"でどこが、どういいか、という感想があんまりないのに気付きました。反省、反省。だが、そう心掛けても私のやる事にはやはり大差はないのであった…。私の御紹介で皆様も"ワイルドアームズTV"のファンになって下さるとうれしい。そして、ここらの絵は実質ドット画の世界に限り無く近いぞ。

文中kは"野丹栃道"

その14「インタビュー・ウィズ・アンパイア」
ゲストアンパイア伯爵
若い女の子を狙う様は、吸血鬼と言うより、ヒヒおやじ(山に住む年を取った大猿の化け物。女好きである所から、中年のセクハラおやじをこう言う)である。
前の項にも書いたけど、『屍鬼』の影響で吸血鬼ものには未だに腹の立つ私…。しかし吸血鬼なのに、ノーブルレッドには血を吸われても吸血嗜好が感染しないのかどうか、が私の気になる所である。
それは置いておいて、簡単な<吸血鬼除けとその見分け方>の方法を幾つかお教えしましょう。<〜ヘルチンキ助教授編〜>
除ける方法としては…枕元に鏡を置く。戸口の軒先に"にんにく"を吊す。(一般的には悪霊除けの方法でもあります)蹄鉄を(手に入らないからと言って、馬から盗むのは止めましょう。犯罪です)床に置く。聖書と十字架を手放さない。などです。
しかし不運にもあなたがハッキリと吸血鬼に狙われていると感じたら…
夜、米粒(それは豆でもコーンでもいいのですが、その場合、コウモリ男と対峙する前に鳥軍団を退治しなければならなくなるでしょう)をたくさん家の周りに撒く事。(なぜなら、吸血鬼はそれを数えずにはいられないらしいからです。だから、数えている間に朝が来て助かる、と言う方法です。)ですがもし、あなたが勇気ある人なら…積極的に闘うのが一番確実な撃退方法です。しかし、まともに闘っても勝ち目はありません。寝込みを襲いましょう。日の入らない、じめじめした所で棺に入って眠っているはずです。真っ先になめくじの居そうな所を探します。そしてもしそれを見付けたら、すかさず心臓に木の杭を打ち込んでやります。すると吸血鬼はたちまち灰になるはずですから、それを川に流します。決して肥料の代わりなどにして土に埋めたりしない様に。間違って灰に血がかかったりするとたちまち復活します。"フライトナイト"などを見て、しっかりお勉強しましょう。
裏技としては、吸血鬼と人間との間に出来た子供(ダンピール・ヴァンパイア)を探す事です。うまく行けば力になってくれます。
彼らならば、13才までの期間限定ですが、吸血鬼を倒せるからです。
=ですが、魔物というのは自分が滅びる時には、必ず"後継者"(子供という意味では無い)を作りますから気を付けましょう。似た様な物にウェア・ウルフWEAR・WOLF=直訳:着るオオカミ(人狼=オオカミ男。獣の皮を被って=着て変身する、と思われるので)があります。"狼男アメリカン"や"ハウリング"など御参考に。そしてこれも噛まれたら、感染して噛まれた者もオオカミ男になります。その撃退には銃を用意し、銀で出来た弾を込めます。(純度の高いもののみ使用可)心臓を良く狙って撃ちます。なお"羊の皮を被った狼"などもこれと同類ですので、遠慮無く鉛玉をお見舞いしてやりましょう♪
そして吸血鬼を見分けるポイントは鏡に写らない。と言う事ですが、もっとハッキリする方法は、花を持たせる事です。(良いカッコさせる、という意味ではない)花が見る見るしぼんで枯れてしまうのです。怪しい人には花を贈りましょう。
内容の感想、シャイアンの血を吸ってミラベルのパパとママが翌朝ホッペがつやつや、ぷくぷくして現れ、反対にシャイアンがげっそりしていたのは対比的にすごく面白い絵でした♪
前回につづく話…アンパイア伯爵にインタビューするロレッタ達。
なぜなら、彼こそがミラベルの結婚相手だからである。
しかし、彼のそのロマンチック?な話は真っ赤なウソで、実は破産寸前の貴族"グレースランド"家の新聞記事を見て金に物を言わせてミラベルと婚約したのであった。
故郷のレテ(本来は忘却の川の名=三途の川。渡し守のカロン=奪衣婆(爺)がいる♪所)に呼び戻され無理矢理結婚させられそうになったミラベルは、(だから前回いとこの所にいたのね!)咄嗟にシャイアンと恋人のフリをするが呆気無く見破られ、逃げない様に軟禁されてしまう。
だが、その夜こっそりとシャイアン達の血を盗み飲みして、猛烈にシャイアンの血が気に入ったミラベルの両親は、今度はシャイアンとの結婚を勧めるのだった。
が、式の途中でアンパイア伯爵が殴り込み、腹いせに"金でミラベルを手に入れようとした事実"を暴露する。そしてそれに怒ったミラベルも、両親が"シャイアンの血を目当てに結婚させようとしている事実"を暴露する。
それに驚いたシャイアンはノーブルレッド一族とミラベルをひどく罵る。傷付くミラベル。シャイアンは後悔して謝り、ミラベルから結婚を申込まれる。それを受けるシャイアン。
そして、無事結婚式は終了し…。ところがそれはミラベル達が村から出る為の猿芝居だった。
アンパイアからお宝をせしめ(盗み)、ミラベル、ロレッタ組はまたもやお宝ハンターを続けるのでした。
その15「ナチュラル・ボーン・エンジェル」
ゲスト謎の女、シビル。モデルは?…
(見る前)わっ、マジですか〜?特別ゲストって感じ〜?わくわく〜。
(見た後)ゼットが〜、わ〜〜ん。(泣く…)
(気を取り直し)そして、ジュデッカの役割はまあまあ納得。それと、アイザックの食べているのって、焼きマシマロですね。(ここいらの細かい所がたまんないですね〜♪)アメリカではボーイスカウトの子供達がたき火をやって、よく焼いて食べるそうです。しかし、ファルガイアにも3秒ルール(落として3秒以内なら、その食べ物は食べてもセーフって事)があったとは…
これは、もしかするとクローニング技術の応用?と思ったがバイオ技術であった様だ。この辺は少し興味があるかな…。多分遺伝的にシャイアンがアームズを使える為のある種の条件的特性を発揮する部分、の遺伝子のみ抽出して培養し個体に植え付けたんだと思う。でないと、彼らの容貌がシャイアンのみか、お互いに全然似ていないという説明が付かない。(クローニングとの比較)しかしもっと面白く考えると、シャイアンの精子とアームズに対して見込のありそうな女性の卵子を受精させて急速成長させた人間達だったりしたら…。なんて(そこまではいかないだろうが)そう考えると、いきなり◯◯アニメっぽい様相を呈して来るよね。"ブラジルから来た少年"とか…ふむ…by:k
…ルーフから逃げて来たと言う謎の女、"シビル"の護衛をする事になったシャイアン達。
その報酬はシャイアンの身体のある場所を教える事だった。半信半疑ながらも引き受けたのだったが、彼女の自分を"天使"だと言い出す二重人格的な言動に翻弄される。しかしキールは彼女がアームズを持っているのに気付き不審に思う。
そして、ロレッタ達はレアなクレストカードの持ち主ジュデッカの元を訪れる。が、何者かに襲われて倒れている彼を見付けたロレッタは、クレコレ道(クレストカード道)の仁義に悖(もと)る、として憤慨しその奪還の依頼を引き受けるのだった。
シャイアン達はルーフからと思われる刺客に襲われる。それを撃退したと思うのも束の間、今度はゼットが現れアームズを乱射する。反撃しようとしたシャイアンだったが、なんとゼットはその場で絶命してしまう。しかもその姿はまるで老人の様に、みるみるうちにしおれた姿に変貌していた。キールはアームズがどこかの遺跡で掘り出されたものであるのを確かめ、ルーフが作ったものではないのを確認し、だがゼット達がアームズに適合する様に作られた人間で、生命子をアームズで放出したために死んだのだと言う。
そこへ、ロレッタがシビルを襲う。シャイアン達の説得にも応じないロレッタだったが、ジュデッカのクレコレ道に反する言動から、思惑を見抜き事なきを得る。
シャイアンに1対1の決闘を申し出るジュデッカ。結果は相打ちとなり両者は倒れるが、シャイアンの為にシビルは最期の銃弾をジュデッカへ向け引き金を引いたのだった。彼女は最期にシャイアンの身体がフェタリテにあると言い残したのだった。号泣するシャイアン。
その16「フェイタル・ゴッデス」
ゲストヴァレリア様
2ndでは乙女の恋愛ゲームに出て来てもおかしく無い程、クールでグレイト&ゴージャス〜な男性キャラなのです。当然っ!!(ふんふんっ←鼻息)
<ヴァレリアが鼻持ちならない程のナルシーな兄ちゃんで、結構俗物的に描かれていた。あーゆー奴は必要悪って感じでキャラ的にも悪くは無いが、ゲームの(2ndのヴァレリアの)ファンはさぞや度胆を抜かれた事だろう…。くっくっく、私はそれを考えただけで…悪いが、そっちの反応の方が面白いんじゃないかと思って笑ってしまった。そして、『人間はお題目の様に言う言葉と反対の性質をより多く持っている』と言う事実を考えると興味あるな〜、彼。by:k>
いいえ、否、否っ!! ヴァレリア様はヴァレリア様だからこそ、何をやっても様になるのでございます。意外な一面も、あふれんばかりの人間臭さが出ていてよろしいかと…。(美形をこよなく愛する者)
フェタリテシャイアンの物語の同時進行。
…馬車から降りるヴァレリア=ファルガイアのコマンダ−(指導者、司令官、海軍なら中佐♪の意)。
どうやらルーフ=サブリスキーとつるんでいるらしい。女神の意識の混濁についての話をしている。
ロレッタ達は水中から財宝を引き揚げるのに、成功していた。しかし、喜びの中で疑問を感じる。今までうまく行かなかったのは、シャイアン達が貧乏神であるからだと言う結論に達したのだった。
小動物をなぶりものにし撃ち殺す女神=ライラ。そして、サブリスキーはシャイアンの身体を研究し寸分違わぬものを造り出したのだが、それらはアームズを撃つとすぐに腐った様に死んでしまうのだった。どうやら、それはガーディアン因子によるものらしい(?)
シャイアン達は川を船で渡ろうとして拒否されていたが、ミラベル達が怪物達に襲われているのを見て、救助に向う。
何かから目覚めた様なライラ。可哀相な小動物の惨状を目の当たりにして逃げようとする。が引き止められ、またもや神憑かりの様に別人になる。そして、一万年前の封印を解かせた女神仕様の銃を手にするライラ…
水中へ引き込まれたロレッタ達を追い、自ら水中へ飛び込むシャイアン。しかしアームズを構えた途端 、怪物達は大人しくシャイアンに従うのだった。
その17「チャイルド・アット・ハート」
ゲストカノン
あんた誰?えっ、カノン……。夢見る夢子の(両目のある)カノンおネエたま。性格もストーカーそしてモノマニアを経て、妄想狂へ…(しかも女盗賊団)。ますます危険な香りのする女に…
可哀相ないたいけな子供達、まるでタイガー◯スクの"ちびっこハウス=孤児院"を思わせますね。
そう言えば外国で、やはり捨てられたりちゃんと家で育ててもらえない子供達を集めて育てている、慈愛に満ちた神父様のお話がありました。(実話)
当然教会はボランティアだし、他の神父がいい顔もしないので資金に恵まれず、彼は思い悩んだ挙げ句に覆面レスラーになりファイトマネーを得て子供達を育てているとか…。
それを聞いた時にタイガーを思い出しました。似ていますよね。
ここ(TV)ではお医者様ですが、何か副業をやってらっしゃるんでしょうか?それはちょっと考え過ぎ(とゆーか期待し過ぎ…)
しかしカノン姉さんが乙女チックで突っ走るのは面白いけど、自分勝手で悪逆非道な感じなのは少し悲しい…そして、発見! 素直な子供っぽいシャイアンに違和感なし。これは…そう、シャイアンが元々そういうガキっぽさを残した男だからに違いない!!と思った。
<最近の子供(ガキ共)は見るとつくづく"肥満が多い"な。これは100%親の責任だ。
このままでは間違い無く、10代で成人病。
もし糖尿にでもなったら目も当てられないぞ〜
知らないと悪いから言っとくけど、糖尿は絶対に治らないのである。
(現代医学では)発病したらハイ、それま〜でよ。
食事は制限されるわ、ひどいと自分でインシュリンの注射を打たなきゃならんし、身体の糖分濃度を気にする生活は、(飴は必帯。血糖値が極端に低くになると、ひっくり返って痙攣を起こし、時には心臓も止まります。ホント)若者にとっては悲惨そのもの。
身体だってアシドーシスで、すぐに引っ掻き傷程度でも(また、身体が痒くなり易いのだ)膿んでグズグスになって、おできみたいに皮膚に跡が残って醜くなるし。もちろん怪我なんか治りも遅い。
病気が進むと眼底に圧力掛かり過ぎで失明の危険もあるしで、ホント絶対にヤバい病気。
それも、別名"贅沢病"だから、誰からも同情してももらえない。
ばかりか、中年に圧倒的に多いから皆から馬鹿にしてもらえる事、請け合いなのである。
で、糖尿は三大成人病の(うちのほんの)一つ。だから、まあ、気付いたら自分で意識的に食生活を見直そう。自分の為だし、(これは自分で、自分に"快適な未来をプレゼント"って事だ)為になる事は少しづつでも続ければ身になるだろう。特に食い物は、そう。by:k>
…食べ物の事でけんかするシャイアン達。大人気ないと言われムキになったシャイアンは 、つい自分1人で身体を探すのだと大見得を切ってしまう。
ロレッタ達は女盗賊団カノンの元へ潜入しようとしていた。カノンの恋物語を聞かされる一同。
そこへシャイアンが通りがかり、はずみで崖から川中へ転落してしまう。シャイアンは孤児院=病院の子供に助けられるがショックの為に記憶を失っていた。童心に返り、仲間と溶け込むシャイアン。そんなシャイアンを見つけだしたキールは、事情を知るやシャイアンにアームズを渡して去って行く。
そして、無事盗賊団に入団したロレッタ達は、カノンの手当てをしてくれた美男子の医者=王子様=シャイアンのいる病院の先生。を強奪しにやって来たのだった。
キール達はそれを知るとシャイアンの元へと駆け付ける。
一方的な銃撃戦の混乱の中、シャイアンは思わずアームズを手にする。そしてカノンから向けられた発砲で全てを思い出したシャイアン。仲間達の涙を後にキール達と再び旅立つのだった。
その18「デイズ・オブ・バッカス」
ゲスト酔いが冷めた後、己のしでかした言動をキール達に知らされ、驚くゴルゴル30
明らかに劇画漫画の"さいとうたかお著ビッグコミックス(私は引っ越の際105册始末した)ゴルゴ13"から取って付けている。本名は東郷某かも?
お酒が入ると口が軽くなる男って、しょーもないけど憎めませんね!
このゴルゴル30(さんじゅう)もそういうだらしない所がほっとけない男で、なんか好きなキャラですね。そして、これで伝説?一流?って思ってしまうのだが、そう思わせる所がただものでは無い証拠!?かも。しかも最期に愛する人を庇って死んじゃうのって、かっこいいけど悲しい。
<本家本元のゴルゴ13だったら絶対にあり得ないね!by:k>
…フェタリテ行きの馬車を待っていたシャイアンは、ライラにそっくりの女が何者かに追われているのを見る。咄嗟に後を追い、そしてもう一人馬車を待っていた男の助けを借りて彼女の追っ手を退ける事が出来た。
(しかし、馬車に乗り遅れ三日間の足留めをくうのだった)
ゴルゴルダの丘で倒れていた彼女を発見し宿屋へ運び込む一行。
シャイアンは彼女の看病を、そしてキール達は乗り合わせ場所にいた男と酒盛りを始める。
男は自分を伝説のスナイパー(狙撃手)ゴルゴル30と名乗り、フェタリテへは"ヴァレリアをスナイプしに行く"のだと言う。
翌日目覚めたライラに似た女は自分を"ジーナ・アンジェリー"だと言う。
穏やかな時間も束の間、翌日ジーナ(女神)を取り戻しに来たサブリスキーに宿屋が襲われる。
女神と関わった人間ゴルゴル30もキール達と立てこもり、これに応戦したが、愛する宿屋のおかみを人質にとられ銃弾に倒れた。
そしてゴルゴルダの丘で彼らに合流した彼女は、態度を一変させ"自分がルーフのリーダーである"とシャイアンに告げ、彼らと共に去って行くのだった。


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その2、6〜10話へ

その3、11〜13話へ

その5、19〜最終話へ


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