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アトムも最終回は彼の初恋物語を描いていて特別でしたが、このジェッターマルスって物語が意外にシビアなのですが、やはり最終回はかましてくれます。軽くちびっこがトラウマになりかねない、そのおおまかなあらすじっぽいものをご紹介。うろ覚えですが。
少年少女によるハイジャックが発生。彼等はマルスを要求する。マルスが向かうと彼等は演奏を始めた。聞き惚れるマルスを見てマルスには心がある、と言う彼等。そしてマルスにレコードを手渡す。が、そこに司法の手が介入しハイジャック犯の少年少女は捕らえられてしまう。彼等が何を伝えたかったのかうやむやになる。そこへ彼等ハイジャック犯の少年少女の来た国から、大統領がやって来る。そして、マルスに「彼らは私の護衛を君に頼みたかったのだ」と言う。なぜなら彼こそがロボットの大統領だったからである。なので当然人間たちからの反発も大きいので命を狙われやすいのだそうだ。大統領と共に日本の素晴らしい設備を見せながらそう話している側から刺客が現れた。それは二枚目ロボットのアディオスである。マルスは驚いてそれを阻止する。大統領は無事に逃げる。アディオスは「この設備の中ならアイツと刺し違えられたのに」と悔しがる。その設備の中でなら大統領の体内に仕込まれた水爆が爆発しても被害が外に及ばないから、らしい。びっくりするマルス。アディオスはあの少女達もすでに強制送還されてガス室に送られてしまった、と言う。ますます驚くマルス。その後マルスがレコードを再生すると驚くべき事実が判明する。ロボットの大統領はその体内の爆弾ゆえに誰も手出しが出来ず、そのせいで独裁者となってしまった。そして、才能の無い人間達は不要とばかりに取り柄のない人間をガス室送りにし処刑しまくっているのである。彼女達はそうならないように必死に楽器を弾いているが、もうそれも限界である。そして自分達は日本からさらわれて来た科学者にマルスに会って渡すようにメッセージを預かった、と言うのである。それは物語途中で失踪したマルスの生みの親山之上博士のメッセージだった。たった一文字の『心』の文字。
で、大統領はマルスを自国に招待し飛行機が離陸したところでマルスは大統領と対決。大統領に心の文字を突き付けて、本当は大統領自身が体内の爆弾を恐れているのだろうと言い放つ。大統領は本心を見すかされて爆弾のスイッチを押す。マルスと大統領は飛行機から共に落ちる。そして空中で爆発する。が、実は山之上博士はマルス用の対水爆小型シェルターの設計図を送ってくれていたので無事でした。おわり。
これは来るよ。最終回だから飛ばしてるね。もうガス室って所でドン引きなんだけど。少年少女の運命がアディオスの言葉のみで語られて終わり、ってのも無気味過ぎ。見ている方も「えっ、そうなの?これからマルスが助けに行くとかじゃないんだ!?残酷だし命軽っ!」でもやもやして終わり。今ならやれないでしょこの内容では。真にこんな深刻な問題をアニメでやってしまうあたりが、手塚治虫の面目躍如っぽいなあと思う。そしてマルスも学習した結果アトムみたいに成長してるっぽいし、もう少し続くかと思ってたんですが、唐突に終わったカンジでしたね。ざんねん。
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