火の鳥『未完編』の考察。火の鳥は、各時代の物語自体は完結しているが、大きな流れとしての火の鳥は完結してはいない。
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『大地編 』
火の鳥探索のため南京大虐殺を起こすロック。中国人の味方をした猿田も銃殺。日本敗戦。
毛沢東
毛沢東死後 元側近「『火の鳥』に関する古書・文献を全て焼却せよ!情報を持っている人間、かかわった人間を全て粛清せよ!これは『文化大革命』だ!」
こんな感じなんすか?太陽編は角川のハードカバー初版の上・下を所持なんで、このシノプシスは載って無いんですね。 これが正しいのか判りませんが、イメージ的には乱世編みたいな感じがしますね。何となく。 絶対権力者が火の鳥を求めて翻弄される=黎明編、乱世編にストレートに出てるこれと同類の構図ですね。 元側近=その後釜に座る権力者、が火の鳥なんか眼中に無いというのも、火の鳥らしいと言えばらしいです。 |
『アトム編』=『再生編』の前振りというか伏線で、予想されるのを嫌ってカットされてしまったのではないか?と言われているのが、『太陽編』で描かれていた、猿田博士とお茶の水博士が兄弟であった、という設定です。
(図参照。復刊ドットコムの【3大特典付】 火の鳥《オリジナル版》復刻大全集 全12巻の販売ページより引用) アトムは最終的に火の鳥に救われる、みたいな結末では?との予想もありますが、ちょっと待った!アトム作ったのは『天馬博士』なんだけど…どう繋がるのでしょう?。 お茶の水博士は、アトムの仕組みを理解して、メンテナンスするだけだったのでは? アトムのリメイクみたいにして、ウランとかコバルトは作ったのは、確かですが。 すると、この兄弟ロボットと、アトムが関係してくるのでしょうか? アトムにも、何か秘密もありそうです。 火の鳥の、お馴染みロボットとして、どうしてもロビタが思い起こされますな。 アトムもロビタ同様に、火の鳥の設定では、純ロボットではない設定なのでは? そもそもの作られた動機が、死んだ子供の身代り。 それならば、ロビタのように、記憶をアトム=ロボット、に移しておく事位は(やりそうなんだよね)やらないはずがない、と思うのです。 それで、自我が人間なのに、体がロボットの永遠の子供のアトムの苦悩(でも、そうなるとアトム自体の精神=心?は地獄、だろうね。)が、最終的に火の鳥によって救われる話?なら、何となく判る気がします。 そうなると、2772のオルガの結末を思い出しますね。 |
それと、これは2ちゃんの『火の鳥』スレッドに投稿されていたもので、読んで物凄く感動したので掲載させて頂きます。 追記:これを記した事で、ちょっとした嫌がらせめいたことがありました。この内容について、おそらく政治的な意味合いを見出した輩からです。これがプロパガンダだと思われたのねシミジミ、だわ。わたしの普段の発言を聞いてりゃ絶対に出ない言葉だけどね。 まあ、これ乗せたのは私も長崎生まれで、色々あるんでつい興奮してしまった、と言うのもある。 そこは少し反省しております。書き方についてだけどね。 問題となった事とは、 まあつまり、当時の首相である管氏が、東北大震災の時にフクシマ原発の現場を訪れたため、現場では混乱が起きてしまった。(そもそも現場の陣頭指揮を執るのというがリーダーシップの自己顕示だけが目的であったのか?と言われている。 それに対してリーダーは指示を的確に出すものであり、自ら動くものではない。という意見がある)それで何が起こったのか?が問題になるんだけど、それで言われている事は、現場の首相の受け入れの作業をしたために、本来の原発の復旧作業ができなかった、そのために原発をメルトダウンさせたその原因が、この視察にあるのではないか?と言われているのですよ。 それで現場の責任者がぶち切れた、いう報道もありましたので、このフクシマ編の内容となった訳です。 それに対して、東電の撤退要請を拒否しただの、被害を最小限にしたという正反対の評価もある。が、こういう放射能という被爆国ならではの拒否反応を鑑みて、どちらが正しいのかは、決して真相は明らかにされない、と思う。 どちらに非があろうと、相手のせいにする泥仕合、あとは専門用語でゴニョゴニョと長々時間をかけて、ちっとずつ情報公開して、飽きっぽい世間の人に、忘れさせようとしているが(そのくせ、福島産の物を拒否る人は、まだ多いようですよ)、東海臨界事故のことも忘れてはならない。 (特に被害がひどい人2名の死に様はむごたらしすぎます。意識はハッキリしたままで、体が腐って死んでゆくだけなんてガマンできますか?この事故で多少にかかわらず被爆した人は667名ですよ。) こういった原発事故は、誰にも責任は取り切れないのは確か。こんな責任取るなんて考えただけで、もう死ぬしかありませんね、私ならね。だがそれでも、責任の所在は誰なのか?はハッキリさせるべきです。 『責任取れる取れない』、と言うのと、『責任の有無』は別問題だからです。 それから上記にある【まずかったら消す、と言うのは、著作権的な問題が出たら消す、と言う意味】、なので、火の鳥で政治的な個人攻撃をしているクズ、みたいな事を匿名の(でもIPは割れてるよw)のBBSで書き込まれても、もっときちんとした論説を示して、わたしを納得させてもらえない限り、追記として載せた意味(記憶としての)は書きますけれど、このページは消すことはできませんねえ、あしからずwです。 「火の鳥 フクシマ編」 〜震災の前日の夜 〜 火の鳥「ヒデト。よく聞きなさい」
地震後、ヒデトの前に姿を見せる火の鳥。
菅「まったくもってけしからん!私が首相の内にこんな事を起こすなんて! お前たち!何とかしろ!」(瓢箪ツギの顔)
火の鳥「ふふふ」
菅 「俺ガヤメタアトニナニガノコル?ナニモノコリャシナイ
津波で妻と子供が死んだ事を知ったヒデトは自殺するが、死ねない体になっている事を知る。
原子炉ないでなんやかんややったらなんとかなったが、ヒデトの血の力も効果切れで死んでしまう。 ヒデトは火の鳥のはからいで、火の鳥の一部に。妻と子供にも逢える。 日本は危機は脱したが。苦難の経済が続く…。
これは2011/04/28(木) 2ちゃんの【文化】手塚治虫の漫画「火の鳥」、オリジナルの形で復刻 未完の編も収録。に投稿されていた ID:qRU4P7L8i さんの作品です。あの時期にコレ書けたってのも凄いな〜と思います。 才能に嫉妬w 閑話 もしも私が火の鳥の話を書くとしたら、ヤマトタケルを別の視点から書いてみたい。 彼が双児の兄を殺す所を、天使と悪魔のミカエルとルシファーの様に描いたり(ヤマトタケルの描写を見ていると、ちょっとズレた人っぽいんだよね。罪悪感が薄いと言うか、たとえ肉親であっても『従わないから殺しました』って父親に平気で言えるあたりね…なのにミカエルの位置に居たり)、彼のお后の弟橘姫も海中に沈んで流れ着いて『我、蘇れり』なんて言って生き返ってるし。 火の鳥の陰謀臭く書けそうだw伝承でもヤマトタケルの死ぬ時に、白鳥となって天に昇って行く姿が目撃されたのを、火の鳥を絡めたりすると面白そうだよね。 それから、かぐや姫伝説としての火の鳥。 地球に罪人として落とされたかぐや姫が、故郷の星に戻る為に火の鳥の力が必要で、かぐや姫が集めていたもの=求婚者に課した難題、が実は火の鳥に関するものだった、とか。 異説のかぐや姫通りに、彼女も失踪して見つかったら別の姿に、ってこれは改変前の羽衣編にも通じると面白いかも。 それと第2次世界大戦では、日・独・伊、の3国同盟の影にこそ火の鳥探索の陰謀が隠されていた、としたら面白そう。 現にヒトラーは聖遺物をせっせと回収していたらしいから、ありえなくはないと思うよ。 それからエジプトで太陽の船の発見で、吉村作治先生が大発見連発してるし、『34年にエジプトに現れた』というフェニックスの伝承もあるから、タイムリーに取材して現代はエジプトに回帰しても良いんじゃないか?という気もするけどね。 こうした2次著作物は、面倒だから私は多分やらないと思う。ただ、個人的に色々物語を想像して、楽しんでるのでした。 |
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