パーソナル・データ

名前
ジェスト・ローレンス

所持するナノマシンの特性

(殺戮方法)

元々の銃の腕前が乱射乱撃の癖に命中精度が非常に高い、と言う厄介な?特質を持っているジェストは両腕を各々別の銃に変型させる形態のナノマシンに付け替えている。
ターゲットNo居住区域 第1の相手である。ダイモンズの世界=架空世界、ではアメリカ的な地域のウエストサイド地区。所謂下町の治安の良く無い居住地区である。補足BBSにて『1巻でドン・ミンチが依頼した場所に凱旋門があること、1話でエッフェル塔に飛行機が落ちていること、2巻のごろつきの「飛行機が落ちまくるこの国」云々を考えるとフランス、すくなくともヨーロッパのどこかではないか』とのご考察。そうかも知れません、いや多分そうですね。アセ
個人としての特徴 派手好み、大雑把、楽天的、でありながらもどこか計算し尽くしているかの様な、冷めた部分がある。自分の身内(手下・恋人等)に対しては面倒見の良い優しささえ見せる男である。が、逆に言えばそれ以外の人間に対しては虫けらに対する態度である。
バトルレベル ★★☆☆☆
初戦であるが諸事情により多大なるダメージを受けたジェストが腑抜け状態から立ち直りかけ、での戦闘だった為、ヘイトの窮地度が少ない。

敗因
返り討ちまで後一歩の所で、文字通りにヘイトにあと一歩前に踏み出させる為に、娘のユミを水槽に沈めたと告白。逆に激怒したヘイトの執念が増幅され接合部分に鎖を繋いで操ったゼスモスの腕で頸動脈切断により死亡。合掌。

ゲームの某国の人の様である。身内には限り無く優しく親切で、よって手下からの人望も厚い。しかし、それ以外の人間に対する鬼畜振りは容赦なく如何なく発揮されている。この気質はまさにマフィアを彷佛とさせる。マリアと言う女性はジェストの全てであり、命でもある。それは、彼女が金も権力もその気になれば手に入れられる男と付き合っているのに、それを利用しようとしていない。およそ虚栄心の強い女の欲しがりそうな物、高級なバッグや靴や宝石など興味が無く、明るく朗らかで誰にも優しく分け隔てない、そんな女だからなのだろう。その気質ゆえにジェストはマリアを聖母の様に崇め奉っているのだ。恐らく今までジェストの周りには居なかったタイプの女性(お嬢様の様に育てられたのかも知れない)なのだろう。だから、彼女に危害を加えようとした男は出合い頭に瞬殺されているし、彼を従わせようと彼女を拉致したマフィアのアジトに危険も顧みずに(と言ってもそんじょそこらのマフィアごときでは、ナノテクまで身に付けたジェストの敵ではないが)単身乗り込んだりしている。まさにジェストにとってはお姫様、女神。だから事故でマリアを失った時にはジェストは身も心もボロボロになるのである。しかし、ヘイトが『愛する者を失った悲しみを思い知ったか』と言った時に本性が見えた。やはりジェストも命の優先順位が狂っているのである。自分の持ち物の様にマリアは特別だが、ヘイトの家族は殺して来た者達同様にムシケラ、なのである。ジェストがマリアとしていた事も普通の恋愛であり、結婚(しようとして役所前で彼女は事故に合った)の様に見えるが、それはどうしてジェスト自ら言う所の『ゴミみたいな幸せ』で『安っぽい愛情』と違うのか?第三者から見れば全く同じで、彼の理論は到底理解に苦しむ。(しかし懸念が無い訳では無い。ジェストも幸せに慣れてくると、マリアがジェストの行動に対して少しでも口出ししたりすると本性を出してDV=家庭内暴力に走らないとも限らない)彼女は結局ジェストが人の命を奪う事=殺しをする事で、誰かから愛する人を奪う事になるのだ、と言う事を自らの死を持って教える役目を与えられてしまったのだろう。ジェストの悪行を、彼を心から愛する者がツケを払わされると言う事だ。神がジェストに与えた罰であり、人の心を理解するチャンスでもあった。ヘイトの問いに対して自分がどれ程酷い事をしたのかを理解したとヘイトに謝罪すれば、ヘイトも復讐をしたかどうか判らない。しかし謝罪はおろか自分に懐いていたヘイトの娘を水槽に放り込んだ、と告白するのであるから、同じ立場に置かれても相手の気持ちを理解しようとしない、出来ないジェストは想像力が甚だしく欠如している。ここまで自分優位に物事を考えるのは彼もまたDIMON=悪魔であることの証明であろう。
ヘイトの持ち歩いている5人の写真を見てみると、ジェストの肩にランパートが親しげに手を乗せている。仲が良いのだろう。それに反して初対面で挨拶の握手を拒否したアールダーとは、後にナノテクを身に付けた時に一触即発状態をプログレスに止められなければ戦っていた(殺しあっていた)ので仲が悪い。

モドル