未来人カオス・裏切り編

光二の遺体は、凶器の剣に塗られた毒により凍結し破壊される。それを偽アンヌが異世界へと持ち去る。そこで『オバス』と呼ばれる女神態の存在によって、須波の体は再生される。復活した須波は、自分の容姿の変貌に愕然とするものの、「なぜ自分が殺されなければならなかったのか?」の疑問を、大郷の真意を確かめるべく地球へと戻ってゆく。 須波を殺した報酬として、アカデミーに合格し、宇宙移民局の局長の座を手に入れる。順風満帆に出世街道を歩む大郷。
【10年後の再会】須波は地球へと戻るが、そこは自分の居た時間軸とはズレており、10年の月日が経っていた。親友だった大郷を訪ねて、宇宙移民局へと赴くが、不審者として捕らえられる。そして身元を自白装置で調べられ、ようやく大郷の10年前の親友と言うのが証明され、須波は親友との再会を果たす。しかし、大郷を問い詰めようとした須波は、取り押さえられ叩きのめされる。気を失う須波を見下ろし、大郷は須波を犯罪者と政治犯の流される、《強制労働宇宙収容所》へと追放するように命ずるのだった。


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カオスvs大郷 宇宙編