〜ヤングブラックジャック概要〜
ってかネタバレあらすじ
イントロダクション 公式サイトより
高額な報酬を要求する無免許医 ブラック・ジャックの活躍を描く、医療漫画の原点にして金字塔である、手塚治虫原作「ブラック・ジャック」。
このドラマは彼の医学生時代にスポットを当て、「なぜブラック・ジャックは無免許医になったのか」をオリジナル・ストーリーで意欲的に描くスペシャルドラマ。
なぜブラック・ジャックは無免許医なのか?
なぜブラック・ジャックは法外な手術代を請求するのか?
その全てが今夜、明らかになる!
そして宿命のライバル、ドクターキリコとの因縁も!
キャスト 間 時生はざまときお=岡田将生(ヤングブラックジャック) 間美都子=戸田菜穂(時生母) 八坂優奈=仲里依紗(医師を目指す) 八坂渚=波瑠(優奈の妹、絵本作家を目指す) 八坂要三=(優奈たちの父、東慶大学病院理事長) 八坂真理子=紺野美紗子(優奈たちの母) 本間丈太郎=市村正親(時生の命の恩人、現東慶大学病院外科部長)桐生直樹=小澤征悦(優奈の恋人、東慶大学病院のエリート医師)辰巳勝也=賀来賢人(時生の大学の友人、製薬会社の御曹子)

2011年4月23日放映 
21:00-23:08 NTV ヤング ブラック・ジャック

プロローグ

9才の少年『時生ときお』はクリスマスに母親とショッピングモールで待ち合わせをするが、その場所にテロリストが爆弾を仕掛けていた。二人は爆発に巻き込まれ、時生は右の手足切断、母親も後頭部を強打し昏睡状態、いわゆる植物人間状態に…。手足切断だけでなく右顔面に重度の火傷を負った時生だったが、それを見事に治療し命を救ったのは医師の本間丈太郎だった。彼は母親の変わり果てた姿を見て落胆する時生に「医学が進歩すれば助かるかも知れない」と希望を与え、時生も医者になって母親を助けると心に誓うのだった。

月日は流れ15年後の事、東慶大学病院理事長の娘で医大生の八坂優奈はデートに行く途中で路上に倒れる母親と子どもの姿を目にする。痙攣を起こし意識不明になった母親に心臓マッサージをしようとするが、そこへ黒いコートを着た青年が現れ気道確保の処置を施し一命を救う。その手際は見事だが「今できる事はする。それでも死んだら寿命だ。時が来れば皆死ぬ」と子どもに言う青年に対し優奈は反感を覚える。ようやく救急隊が到着したが、その時には彼の姿はもう消えていた。優奈は彼の手助けをする時に、彼の鞄から出した手帳がそのままになっているのに気付き預かる事にしてデートに向かうのだった。
数日後、医師国家試験会場で終了後に会場から出た優奈は、あの青年と再会する。優奈は、彼が自分と同じ医学生であるのに見事な治療をした事に驚き、ショックを受ける。自分が医者として勤まるか、自信喪失する優奈に、病院の外科部長の本間が声を掛け励ます。そして自分が関わった忘れられない患者の事を話す。それが時生の事だと、話を聞いていて優奈は気付く。そして、時生が17才の時に母親が死んで、それきり音信不通になったのを心配する本間の為に、優奈はデート前に時生と出会った場所で時生を待ち伏せする。読み通りに時生が現れ、優奈は彼の後を付ける。商店街の裏へ裏へと入って行き、ビルの地下階段を降りて行くのをこわごわ追い掛ける。が、そこに銃で撃たれた巨漢の男性が現れ、優奈の上に倒れ込む。身動き取れない状態の優奈を見つける時生。医師免許もないのに銃に撃たれた男の治療行為を行う時生を見て、恋人であるエリート医師・直樹がデートの時に言っていた『闇医者』だった事に気付く。治療している時生を尻目に優奈は地下室の中をうろつき回り、ある部屋へ立ち入る。そこには1人の女性が横たわっており、優奈は彼の手帳に挟まれていた写真を思い出す。優奈の目の前にはその写真と寸分違わぬ姿の母親がいるのに驚き、思わず「生きてるの?お母さん」と聞く。「俺の母親をなぜ知っている?」と時生も問い返す。優奈は手帳を預かっていてそこに挟まれていた写真を見たのだと言い、手帳は家に置いてあるので今夜取りに来て欲しいと言う。
その夜の優奈の家では優奈の試験終了、卒業パーティーが開かれていた。そこへやって来た時生は、命の恩人本間と邂逅する。時生が医師の道を歩んでいた事を知り本間は心から喜び感動するが、病院からの急患の呼び出しに去って行った。時生は優奈に家族へと紹介されるが、時生が3流の医大生なので父親にはけんもほろろな対応であしらわれる。気まずさに手帳を取りに行こうとする優奈を直樹が引き止め、時生に対して見せつけるように優奈にプロポーズする。躊躇う優奈に指輪を渡そうとするが、優奈の妹・渚が現れ倒れた為に中断される。渚はずっと具合が悪くパーティーにも出席していなかった。人々が大騒ぎする中、時生は手帳を受け取り「念のため細菌培養検査をした方が良い」と言い残して帰って行く。
病院に運び込まれた渚を検査すると胃と十二指腸が壊疽を起こし=腐って、おり切除する事になる。しかし、その病気の原因はなかなか突き止める事が出来ずにいた。そうしている間にも、渚の病状は悪化し内臓が次々に壊疽して行く。そんな絶望状態の中、優奈は時生の言葉を思い出す。そして細菌培養検査を直樹に申し出る。すると原因は連鎖球菌性毒素ショック症候群、所謂人喰いバクテリアに感染していた事が判る。しかし原因が分かった所でやはり打つ手は無い。優奈は直樹に『医学に限界はないんじゃないの?何か手立てがあるはず』と訴えるが、『子どもじゃ無いんだから。現実を見ろ』と突き放される。妹が意識を取り戻し「おねえちゃん、死にたく無いよ」と訴えるのを聞き、藁をも掴む思いの優奈は時生が妹を救えるかも知れないと考え、時生の元を訪れる。
初めは本間先生がいるから出る幕は無い。と断っていた時生だったが、優奈の「あなたが救うのはお母さんの命だけなの?」との言葉に、迷った末病院を訪れる。そして、優奈、父母、直樹、本間を前に患者の全臓器を取り替えれば=移植、助けられるので HLA=ヒト白血球型抗原(Human Leukocyte Antigen)の検査をして結果を知らせて欲しいと言う。そんな時生に「闇医者に出る幕はない」と直樹が反発し病院から追い出す。時生を追い掛け「闇医者と言うのは本当なのか?」と問う本間に、時生は「会って欲しい人がいる」と本間を連れ地下室へ。地下の治療室で冬眠療法を施され、生きていた母親に驚く本間。時生が母を仮死状態にして死んだ事にし、入院先から連れ出し治療していたのだ。その不法行為を咎める本間と、母親を助けたい一心の時生の議論の最中、母親の容態が急変する。二人は蘇生治療を行うが、母親は脳死してしまう。それを見て荒れ狂う時生の元に、妹の渚のHLAの結果を持って来た優奈が現れた。ふと、時生の母親と渚のHLAの結果とを見比べて優奈は驚く。時生が見たそれは完全なる一致を見せていた。
「これが母に与えられた天命か」苦悶の絶叫を上げる時生の髪は、半分白くなってしまっていた。時生は優奈に患者を連れて来るように言う。渚の病室では両親をうまく追い払った直樹が、優奈に否定された腹いせとばかりに渚を安楽死させようとしていた。そこへ優奈が現れて渚を連れて行く。時生は「臓器提供者の母を、他人に触らせたく無いから1人で手術する」と言う。本間が全責任を負うと言い、八坂夫妻も時生に土下座して頼む。そして見事に手術を成功させるが、直樹はこれは『人体実験』で絶対に許されないとし、時生が医師免許を取れないように告発する、と宣言する。それに対して時生は「免許で医者になるのでは無い、救う命でなるものだ」と言い放つ。そこへ渚の意識が突然戻り、時生に母親の声で「いつもありがとう。側にいてくれてうれしかった。これからは自分の為に生きて」と語りかける。奇跡が起こったのだった。

一ヶ月後、直樹は病院を辞めて去り時生も行方知れずになっていた。空港で1人、子どもの忘れて行ったアルファベットのサイコロで自分の名前KIRYU NAOKI=桐生直樹からYUNA=優奈をとりKIRIKO=キリコになる直樹。優奈は時生親子が写真に映っていた場所で時生を待っていた。そしてやはり現れる時生。時生に写真を返し「あなたの様な医者になりたい」という優奈。去って行く時生。--完--

おまけ?応接室のソファに座るおかめの面を被った女性と、その側に付き従うように立つ初老の男性。ドアを開け現れた人物に向かってテーブルのアタッシェケースを開き、中の札束を見せ「約束のお金は御用意致しました。……ブラックジャック先生」と言う初老の男。「患者を中へ」女の膨らんだ左腹のアップ

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視聴率 13.3%
と言う事で、これは高いのか低いのか?疎いので良く判らん。悪くも良くも無い妥当で無難なセンか?この時生の父親も酷いな。元凶だね。父親の【恐らく浮気で】家出、にショックを受けて母親の声が出なくなり、クリスマスに母親の好きなバラの花をプレゼントして励ますつもりが、実際はお金が無くて花も買えず、絵を描いて渡そうとしたのに、待ち合わせ場所に爆弾設置!!って悲しい境遇の上に運も無さ過ぎ。しかし妻子が身体障害と言う辛い時に捨てるのは批難されても、浮気で妻子捨てるのは批難あんまりされて無い?まあ話し合いもせずに一方的に捨てる鬼畜にはそれなりに身勝手でクズな理由が必ず存在するけどね。前者はそんな姿を見るのが辛すぎると捨てるだろうし、後者は生活保護でも受ければ生きてけるし、新しい人見つければ良いだろうとか、根底には面倒見たく無いって気持ちしか無いのは共通。いや〜人でなしだねえwまあそいつらの言う、自分の幸せ=自分が楽出来る、だからね。しかし血の繋がりに於いては、これ程各人の価値観が二分するのも他に無いよね。障害者の子を施設に預けっぱなしとか、親が年取って足手纏いになって来たら音信不通もしくは放置=何のかんの理由付けても根底には面倒見たく無い〜、って奴等も多いと思うよ。そういう人達は、そんな可哀想なドラマなんか見ても、批難する資格あるんだろうか?血の繋がりねぇwww自分の為にする事は、何一つ苦労なんかじゃ無いだろう。自分の為だからだ。赤の他人の為に苦労なんてのは当然誰でもイヤだが、最低限本当に困ってる肉親の為にはなったれや。そうして苦労する時期が必ずあるはずなので、その時逃げたらクズみたいな薄っぺらい人生になるんだろうな、と実感している。


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