![]() |
| 実はこのスワロウこそが、ダイモンズ第10巻までの登場人物の中では一番善悪がまともに判っている人物である。善悪の基準が標準的であり、良く理解してはいるのだが、彼の行動はその基準からすると悪なのである。そして彼はその事をも良く理解している。なぜなら、彼は生きる為にそうでなくてはならないからだ。彼はとても傷付き易い心を持っている。信じては裏切られて来た。幼い時には利用され捨てられ、再び信じてみようとした時には命さえ奪われる所であった。以来、彼にとって信じる事が悪なのだ。そして信じさせ裏切る事が人との絆なのだ。裏切られたと知った時の他人の顔は、とりも直さず自分への信頼の深さを示すものだからである。だから、絶望が深ければ深い程に信頼も深かった証拠であり、それを愛情確認の手段として使う人間も確かにこの世には存在している。スワロウは自分が昔された辛い立場に人を追い込む。その姿こそが昔の自分をまざまざと思い出させ、=自分自身への鞭打ちであり、悪を知りつつ犯す自分への罰なのだ。そういう理論で行動するのだから彼もまたマトモでは無い。一番善悪を知ると言う事は元々の魂が正義感に満ちている、と言う事である。しかし、ゆえにそれが踏みにじられると狂気を帯びて正反対な行動に出るのかも知れない。しばらく出番のない彼(=10巻の時点では。4・5巻に出現。2ちゃんダイモンズスレでも放置プレイぶりが話題になる)だが、チャンピオンではクライマックス近く(かどうか判らんが)になって、突然ぶっ放しているらしい・・・。注)この項はつづく。その2へGO! |
|
|