海のトリトン(アニメ版全27話)


萌えキャラ主人公の『トリトン』
私的にはほとんど描かないキャラ


漫画版では最初、主人公はトリトンではない。途中から彼が主人公に格上げされる。漫画版のストーリーはアニメ版から入った人にはかなり違和感あると思う。その点はミクロイドSと一緒かも知れない。まあ、理屈抜きで楽しめれば何事もオッケーである。


アニメ版のトリトン
こんな感じか?
再放送を重ねる度に人気上昇して行った不思議なアニメ。継続は力なりを地で行ったアニメ。そう、そして当時のトリトンフィーバー(←それすら死語)は本当に凄かったです。ほぼ同時期に宇宙戦艦ヤマトのブレイクがあったんで私の中では=の図式が成り立ったりしてます。
そしてこのアニメは某アニメのショー◯ロー(2代目)コンプレックスに先駆けて、少年愛の確立に大きく貢献した事は間違いないです。声変わり前の可愛い少年の声で「オ〜リ〜ハ〜ル〜コ〜〜ン」と叫ぶのを聞くだけで、『萌え萌えゲージ』度アップ!? でした。
一所懸命で、いたいけな少年の主人公とゆー設定も当時にしては珍しかったけど、脳天気に正義の為だけに戦うだけじゃなくて、個人的な理由で傷付く姿なども保護欲を掻き立ててくれて良かったのではないでしょうか?
それとほとんど物語の舞台が海中ってゆーのも、非日常的でそこが想像力掻き立てられる魅力の一つだったのかも。
地中海とか、大西洋とか、日本人の好きそうな雰囲気だし(アトランティス人だし)おまけに毎年の様に夏休みに再放送されてたのも夏=海=トリトン、でイメージ定着しちゃってて実は今でも毎年夏になると思い出します。
アトランティスとはギリシャの哲学者プラトンがエジプトの賢者から聞いた話を書き留めたという内容で著書のティマイオスクリティアスにて紹介されている、約1万年前に1日1夜にして沈んだ都市の名前。素晴らしい理想国家が設立されていたが、段々堕落したから滅びたのだという話なので、人々を戒める為にプラトンが自作した架空の物語なのでは?と言う人もいれば、多少フィクションはあるものの事実も含まれていると言い、アトランティスも大陸だとか島であったとか、はっきりせず諸説紛々。

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