ミクロイドS(アニメ全26話)

歌詞で「心を忘れた科学には幸せ求める夢が無い」って部分に物事の善悪が決まる事に気付かされます。物事が起こる時には、きっと人の思いが込められていて私達はそれを感じ取るのです。感じる者がいる、というのがとても大切な事なのです。そして時に感じるものも人それぞれで、ある人はうれしいけれども、ある人は違うかも知れない。喜びも悲しみも度合いも場合もまたその人それぞれです。
しかし、根本的に変わらぬものも存在するはずです。常にそれを追い求める事こそ思い=心のなせる技でしょう。人の為、=人の未来、夢の為に科学はあると信じて勤しむからこそ、素晴らしいのです。
・・・虫(ギドロン)が支配者となり人を攫っては改造?し使役奴隷として使う為に誕生した主人公達(ミクロイド)が、支配者の元を逃げ出し人類に危機と警告を訴えつつも敵の差し向けた刺客と戦う物語です。ガールフレンドや親友が刺客となって現れる。ミクロイドの中にも様々な主義主張があるのだ。人間達の反応も様々(ミクロイドを軍事利用したりお金儲けに利用しようとしたりする)で、たまたま良き理解者の美土路(みどろ)博士(←アニメでは『学』=まなぶ、美土路博士の息子でほぼ人間側の主人公っぽい:の慈愛深きイイ父親だが、漫画では世俗的なカンジだ)と出会えて誠にラッキーである。中々ヒューマンでありながらも奥深いテーマです。
虫けらなどと私達が侮蔑の語句で使う虫達に人間は手も足も出ないんですから。所でヒッチコックの『鳥』って映画知ってますか?鳥達が人間を襲うパニック映画です。(その理由も結末も不明の物語)もしも、ホントに鳥達が人間を襲ったら?と言う事ですがその場合我々は『ひとたまりもない』そうです。なにしろ、数が違い過ぎるらしいですね。じゃあ、虫だったら・・・なんて考えると怖すぎます。ワタシは虫が大嫌いなので。(大きい虫は見たら百メートルダッシュで逃げます)
本当はミクロイドZだったらしいけど、スポンサーがセイコーだったからSにしたらしいです。
私は結構好きな話です。漫画とアニメでは話のカンジが大分違うけど。ヤンマのカンジは全然変わらないです。
主人公の一人ヤンマ。

その名の通りのトンボ型のミクロイド。銀の羽が鋭いカッター状の武器になる。他に触覚?(頭の黄色い丸い部分)からビームが出たり小さいのに侮れません。(こんなカンジか?・・・やはりミミ風だ。ヘボくてすまん!)お兄さんタイプのクールなカッコイイヒーロー。正統派。私はこーゆーキャラに弱い。声は巨人の星の花形満、キャプテンハーロック、ルパンの五エ門役などで有名な井上真樹夫氏。歌のさびの部分も歌ってるのかな〜?と思ったけど、違うみたい?でも良く似た声です。他の仲間はアゲハ=蝶型とマメゾウ=テントウ虫型のミクロイド。


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