★必殺シリーズ考
(ここ数日具合が悪くて寝付いてたんだが、京都のお祭りに行く夢見た。ただし、江戸時代っぽい。みんな物凄くおしゃれさんで、祭りそのものより着飾って参加する事の方がうれしいみたいだった。)
 今日の必殺第5話でからくりが改善されていてうれしかった。やっぱりアレはないだろ?、という御意見が多発したに違い無い。で、昨日で地方局の『必殺仕事 人』が終わってしまった。地方局はほとんど見て無かったんで本当に盲点でございました。で、サイト巡りを致した訳ですよ。必殺ファンはいますね。凄いで す。真似出来ないんで必殺に関してはサイトではやりませんが、あらすじ解説見て判った事が。初期の必殺シリーズは濃い、深い。個人的な好みで言うと、一番 好きなのが『必殺からくり人』。異色の顔触れって言うのかキャストが緒形拳・森田健作・芦屋雁之助・ジュディ・オング・間貫平・山田五十鈴ってどうよ。緒 形拳は元々池波正太郎の必殺仕掛人で梅安役をやっているけれども、後は青春スターだのお嬢様女優だのお笑い芸人だの大女優持って来るんだから凄い。もっと も年令配役見れば各年代揃っててリアルかも知れない。(後のシリーズでもこの人達の何人かは共演していますが、慣れて来てしまったのかちょっと感じが違 う)人の涙の為にだけ恨みを晴らすってポリシーがあるのもイイ。そして時代のうねり・激動、にもまれ流されて行く人々の営みの中で繰り広げられる物語。それは 見た後でなぜか切なくなるのが溜まらなく良かった。ちなみに、必殺シリーズの登場人物で一番好きなのはやはりイケメンの市松=沖雅也。あれほどの色男は居 ない、無口なクールビューティ。今でも世の中の男性の中で一番カッコイイと思っている。
★韓国の化粧品
 韓国は一般女性でもプチ整形は当たり前で、美意識が高い、らすい。それは聞いていたんだけど、韓国はパチモンが多いしお父さんの何とかツアーのメッカ、の イメージが強すぎてどうも・・・。だったんだけど、ブーム時冬ソナの4様に見事にハマッた妹が、今回何度目かの韓国旅行土産に珍しく話題の BBクリームをくれた。(渋ちん!なんだよ。orz半端無いノ何しろ返事をするのも勿体無いって言われた事あるよ)で、しばらく放置してたんだけど使って みた。ハッキリ言うとBBの使い心地は可も無く不可も無い感じだったのだが、コールドクリームで化粧拭き取った後試しに使ってみたんだよ、サンプルのクレ ンジング。これがまた、使用後顔がつるつる!今迄に無い肌触り。びっくりしたさ。これが噂のケミカルピーリングなのか?!と疑った位に(んなこたーない w)。BBクリームは匂いがきつめだったけど、クレンジングはほのかな香でちょうど良いと思う。ネットで調べて2度びっくり。MISSHAミシャって所から出てる製品だった。値段の割に良い製品と言う口コミ多数。複雑だなあ。やっぱ安いからお土産にノ。日本でもネットで買えたり、店鋪もあったりするんだね。これは試しに購入してみよう、と思う(ちふれ化粧品並みに安いし)とりあえず毎日使う基礎化粧品ね。
★必殺の映画(梅安)
 
必殺はテレビ時代劇が有名ではあるけれども、原作の仕掛人シリーズの映画は流石に圧巻だ。緒形拳が藤枝梅安 役で林与一が浪人小杉十五郎=この人の小杉が一番イイ!不器用で朴訥で真面目を絵に描いた様な人柄のイメージにぴったんこだ。なわけで彼らが主役の【必殺 仕掛人 梅安蟻地獄】はおすすめです。何度見ても面白い。これは、悪役が佐
藤慶と小池朝雄(=コロンボの声)。この兄弟設定の悪役二人が主役を喰う、いや違うな主 役の緒形&林とのお互いの存在の相乗効果で善悪役の対比のメリハリがはっきりして、作品が一層深みが増し素晴らしくなっている。物語の進行のテンポも畳み 掛ける展開でゾクゾクする。話のおおまかな筋は佐藤慶の商人の兄と小池朝雄の医者の弟が、共謀しある藩の藩主を毒殺した過去を持ち、兄はその報償金を元手 に成り上がり悪徳商売をして人々を苦しめている。また、その過去をネタに依頼主の元藩相手に強請りを続けて御用商人の利権を次々に恣にしている。この兄弟 を仕掛けるというもの。見所は仕掛人の正体が見破られてしまい、やられる前にやってやるとばかりに悪人が仕掛人に対して波状攻撃を仕掛けてくる所の緊迫 感。と、この兄弟が実に賢兄愚弟で、弟のあまりの愚行にキレた兄が弟を手にかけようとする場面。弟はそれまで兄に楯突いて(と言うか脅迫していた)強気 だったのが、兄の冷徹な表情を見て本気なのを知ると態度を豹変させて震えて泣きながら取りすがり、「兄者、兄者、殺さないでくれ
梅安
。たのむ〜」と拝んで哀願する。兄はその姿を見下ろし、幼い頃その頃もやはり 泣くばかりの弟をかばっ
て生きていた辛い光景を思い出し、憐憫の情が沸き思いとどまる。この部分が悪人でも肉親の情は捨てられないのだな、と思って考えさ せられた。ふとした拍子に瞼の裏に思い出が蘇って来るのだ。悪人でなくともこういう記憶と言う魔物は判断を鈍らせるのだな。いい大人なのに面倒を見なくて も、とか下手すると自分の破滅に繋がりかねないと思っていても、判っていながらなおその情ゆえに人は捨てられないのである。悪人にも人間らしい所がある、 が、ならなおの事身内にはそんな甘々なくせに
他人に対しては『そこまで踏みにじるのかよ!オイ』って事なんである。兎に角上手いよ。兄の冷静沈着で普段 は穏やかな品行方正のいい人ぶった感じが、裏では冷徹に人殺しを命令したり、弱みを握って静かだが強気で相手に強請りかける様とか。弟の女にも金にもだら しなくて、いざとなったら兄に頼り切りで後先考えてないだろうと言う感じが。二人とも見てて良く分かって圧巻の存在感である。
★渥美清の金田一
 別に渥美清のファンでもなんでも無いが、ちょっと勘違いしていた。渥美清は金田一耕助役をやっていたんだけど、本陣殺人にも出演しているのかと思ったら、 そちらは中尾彬だった。渥美清の出演作は八つ墓村だけなのであった。なぜ、勘違いしたか考えてみた。---結論、二作とも金田一耕助よりももっと犯人や物 語の要の人物の与えるインパクトが強すぎるのだ。八つ墓村では山崎努の多治見要蔵が村人32人を大量殺人する惨劇の様が凄まじすぎるし、本陣殺人事件でも 血の海の中惨たらしく心中した犯人の動機がなんと言うか、他の男と付き合った事のある女なんか嫁にするのは、プライドが許さない=崇高なる処女信仰、と 思っているくせに、婚約破棄も世間体が悪いから出来ないので思い余って心中するという、自己中で短絡的に考える痛さ、を田村兄が怪演しているなどそれらの インパクトが巨大だったからである。と言っても金田一耕助の風貌は平凡でもない。渥美金田一は田舎のとっつあんみたいな格好だし、中尾金田一はキーハンターに でも出そうな格好だ。ただ、探偵の風貌が気にならない程事件の与える衝撃って言うか映像の衝撃がでかいのだ。なんで、この2作の金田一を混同してしまって いた。渥美清版八つ墓村は横溝の金田一映画の最強最高峰だと思う。エロもグロも凄い。そして丁寧な話作りだ。一つの村全体で起こる騒動を丹念に見せてくれ る様な見せ方なので、まるで6時間位物語を見てるような感じがした。実際は2.5時間位。反対に本陣は村の中のある豪族の家の一室で行われる密室殺人なの であくまでもピンポイントだが、狭く深い人間関係の闇と謎解きが面白い。両作品の共通点はやはり金田一耕助は事後の人である、という事だ。(ヒーローとは 違う)謎は解明してくれるが未然に防げる訳でも無く、淡々と謎解きに専念している。それを改めて思い知らせてくれる。とここまで考察してみた。それから やっぱ渥美清ね。前に寅さんDVDを結構な本数見たけど(といっても半分位、で飽きたw)寅さんは初期の頃は特に、香具師=てきや、をやる男の荒々しさが 出ていた。短気で「こんちくしょう」とか怖い顔して怒鳴って人の尻ケッ飛ばしたり、手下=舎弟には意外と乱暴も働いていたし所謂黒い羊=家族のはみだしもの、だったんだね。まあ、寅さんはヤクザだから当たり前な んだけども。確かに実際こんな人がいたら…下手すると二度と姿を見せないで欲しいと願うかも知れない。そんな寅さんが段々とコミカルになって国民的に良い 人ってのは違うんじゃ無いの?無頼の徒の人情物語だろう?面白さは。で、その通り初期は兄妹の絆と寅さんが故郷に持ち込んだり引き起こす騒動が結構面白 かった。でも、妹のさくらが結婚して家庭持って子供産んだらこの関係は変わらないとおかしい。変わらないとすると家庭は確実に崩壊するはずだ。それだか ら、兄妹愛がこの物語の柱と勘違いされていてこれ壊さない様に話を作ると、当たり障りなく足踏み状態の寅さんは悪い意味でのマンネリ映画と化してしまうの は当然だろう。そして、国民的だから香具師の本来の理不尽な荒々しさも鳴りを潜めて、微笑ましい大人の駄々っ子みたいな御定まりの悪態しか吐けないのであ る。こんなの面白いの?だから、途中で飽きました。なら、いっそもっと人の良いおじさん役の渥美清を見てみたかったなあ。寅さんのイメージ強いのはかなり 可哀想な気がする。八つ墓の金田一も出来るんだからさ。渥美清の金田一は一番好きかも。金田一の正しい役回りを果たしている点で(共演達の演技が凄すぎる のも含めて)評価高い。それと渥美清本人は世界の古代遺跡が好きで、訪ねて行ってたらしいのを聞いて、本当はあの金田一風の一見そうは見えないが実はイン テリゲンチャな人、の役も向いてたかも、とも思った。
余談
 昔大人の漫画雑誌に渥美清っぽい=寅さんがモデル?ヤバい人(良く命狙われてて返り討ちにするやくざか暴力団みたいな人)の話があった。渥美清はテレビドラマの『泣いてたまるか』の方が面白かった気がする。
 
渥美版と中尾版の金田一はどちらも田舎の因習・地方豪族のプライドの高さを見せつけられてゾクゾクするね。補足データ
本陣殺人事件1975年ATG配給 監督・高林陽一 106分
八つ墓村 1977年松竹配給 監督・
野村芳太郎 151分
本陣の映画の方で音楽担当があの大林宣彦だった。ちょっとビックりだ。冒頭と劇中に歌われるキモかなしい「因果は巡る♪」が物凄い印象に残っている。
★映画カムイ外伝
 今度松山ケンイチ主演で『カムイ外伝』の映画が封切りされるね。どろろはどうなったのか?ポシャッたんだろうな。寂しい限りだ。が、このカムイ外伝、何が したいのだろう?この話は『外伝』って言う位だからちゃんと『正史』がある。そこで収まりきれない話をやってるって事、まあ、今風の言葉で言うと『スピン オフ』だあね。だから、正史って言うか本筋の話が半端無い士農工商身分制度に斬り込んでる話だから、相当何とか団体ってのが動くんじゃないかと予想される んだけども、この外伝は話の切り口によってはセーフな訳さ。そのセーフ部分で作られるのがこの映画。うえぇ、こんなのカムイって言えんのぉぉ正伝?の方で は3人主役がいて、身分立場が違う3人の仲良し少年達が長ずるに従い自分達の身分や社会的立場に云々‥な話で、特にカムイは非人(帰化人の子孫)と言う設 定フィギュアだからそこを深くテーマにして探って行くと、映画になんか出来っこないはずなのである。カムイ外伝の話の中でも、カムイがある村で奴隷にされる話とか、 最初は好意で助けてくれた人が、後に賞金に目が眩み密告される話とか、人の心のエゴを描いた話はある。が、それらはやらないで女絡みの甘ったるい話に目を 付けてる辺り、どうよ?(テレビアニメの編集して劇場アニメ映画『カムイ外伝』で既に同じ話をやっちゃってるし、つまりそれを 実写化してみたいだけ、なのね。なら、むしろ前評判で懸念されているクドカンの脚本に逆に期待しちゃうぜ!)で、カムイのアニメ見るとその話の内容より も、カムイは元々忍者なんで色んな凄まじい殺し技が出て来るんだよね。カムイも敵も。つまり、ある意味アクションの方が見所でもあった訳。で、この映画で それが期待出来るか?って、出来ないだろうね。昔の真田広之と千葉真一の率いていたJAC時代なら有り、だろうけど。見たよ!真田さん達のアクション映 画。百地三太夫とか冒険者とか劇場まで行ったよ。テレビでも影の軍団見てたし。ナツカシスだ。だから、せめて今回のカムイもフィギュアの←この位は頑張っ て欲しいものだ。飯綱落しは無理でも、今はCGの魔力で変移抜刀霞斬りなら何とか出来そうだし。余談。後、ちょっと見てみたいのが、綾瀬はるかのリメイクした「ichi」元ネタ映画「めくらのお市」(←今では禁止用語?。だから勝新やらたけしの座頭市のインスパイア作品です。とか故意にこの作品無視してるし。そういう姿勢はカッコ悪?wだけどこの作品知らないで真面目にそう紹介してるんならもっとカッコ悪?www、のシリーズ。2作目の作品がかなりぶっ飛んでるらしいんでwktkだw
★容疑者Xの献身
 
最初に言っておく。以下はある意味ネタバレよりひどいネタバレかも知れないんで、これからお家でDVD等で楽しみたい人は読まない様に。宣言したので、責任は取らない。
感想としては、悪くは無い、んだけどノ。犯人はもうプロローグ少しでも読んでたり、宣伝CM見てたり、或は題名見ただけで判ると思うが、献身って所からし て誰かが犯人を庇って犯罪を隠蔽するんだろうな、と容易に推察出来る。そして、その犯人が凄く頭が良くて、捜査陣との知恵競べによる攻防戦を繰り広げてい て、そこへ福山君が扮する湯川先生颯爽と登場!でしょ。そりゃ、出だしは確かにテレビのあのテンションで、『理詰めで情感に欠けている彼』湯川の一気にな される実験の手順の解説、が聞けてかなり期待させられた。う?ん、テレビの初登場から度々の再放送まで、幾度もテレビドラマを見ている身としてはこのドラ マの見所って、新米熱血女刑事の内海(柴崎コウ)と、感情的になるのを嫌う物理学教授の湯川(福山雅治)との不器用な関係、とトリッキーな犯罪を湯川の物理的実験を用いた実証によって証明を する格好良さ、が良いんじゃないか?と思っているんだが、この映画作品ではノない、んだよね。それがノ。こんなのガリレオじゃねえ?!確かに推理物でどん でん返しって言うか、題名の本当の意味も判るんだけど、でもこれ【湯川=ガリレオ、でやらなくても良いんじゃん?】自分的には、あのテレビの最終話の久米 宏の出たドラマの方がずっと映画向きの話だったんじゃないか?勿体ないなと思う。映画にもあれと同等のものを期待しちゃってたんで、肩すかし食らったって 言うか。あ、でも【見方を変えてみればすぐ判るけど、人の思い込みを利用してそう思わせておいて、実は別の問題でした】って、劇中の数学の問題の話、は実 はこの映画にも応用!な訳、ないよね?w
感想としては(映画ガリレオ)アイドル映画ですら無い。堤真一の一人勝ち映画だった。
★必殺のマイベスト話
必殺仕置屋稼業の中のエピソード『第19話 一筆啓上 業苦が見えた』。この話は異色。中村主水中心の回。修験者の元に通っていた息子が荒行で死んでしまい、主水達は仇討ちを頼まれるが、その相手が主水の剣の同門で、主水苦戦するの巻、な話。兎に角、異様。この話は子連れ狼の拝一刀(萬屋の錦ちゃんの 方ね、破れ傘刀舟悪人狩りと長崎犯科帳も絶品!!)が聖人の何とか上人を斬る話を思い出させる。と言うか、これと対極にある話、だと思う。子連れの方は、 あまりにも仏に近い人物なので人間には手が出せない、ので一刀は珍しく失敗し苦悶するがノな話。この中では『鬼に会っては鬼を斬り、仏に会っては仏を斬 る』の境地を獲得して躊躇わず叩き斬るというナイスな拝一刀が見られます。必殺では見られません。何故なら‥中村主水達は晴らせぬ恨みしか引き受けないからで す。情に溺れた事情であると言う理由で殺しの免罪符を得ているが、拝一刀は金さえ貰えれば、大抵の事情はお構い無し。依頼方法と約束金をきちんと守れば、 大概はただ黙々と殺ってくれる。自ら冥府魔道に堕ちていると称し、人間の道からもとっくの昔に外れている。主水達にはある一線が有って、それを守るし、そ れを踏み越えると外道だと劇中でも言っている。なので、闇雲に殺さないし、殺しの基準から外れる事を忌み嫌う。一刀にはそれが一切無いので真の殺し屋と言 える。殺人マシーンです。ある意味、ゴルゴ13もこれに近い所はあるかも知れないが、あれはあれで殺人よりも正確な狙撃に拘っている話もあるので、殺し屋 と狙撃手のどっちつかずな感じも‥。が、余計な感情を極力排除しているらしい点、無口な点が拝一刀に似ていると思う。必殺なのに子連れ狼の話に逸れたが、仕事人達は結局は人間なので=人間らしい弱さ=死への恐れ、が有る為に鬼神の如き男を斬る事は出来なかった。主水です ら、討ち死にを覚悟していた。しかし、結果は相手が自刃して果てて終わった。これは相手が『主水なら自分を斬ってこの生き地獄から救ってくれるかも知れな い』と願ったが、主水は相手に叶うはずも無いのを知っていて動けず、その主水を見て相手も『主水でも自分を斬れないならば、もう自分を斬れる可能性のある 相手には巡り会う事は無い』と悟ったのである。この話の特色はやっぱり主水の剣技は凄く腕前はただ事ではないが、その上を行く化け物がいた、と言うか主水 より凄くなると化け物になる=人を捨てちゃう境地になる、と言う話。そして、同じ様にいつもクールに殺すはずの市松ですら裸足で逃げ出す事もある、と言う 事である。
 豪華ゲストを呼ぶ事によって成功した必殺2009。今までちょっとマンネリだったから面白い、絶賛放映!!
必殺仕舞人の本田博太郎演ずる直さんを見たとき『ずうふる』を思い出した。そしてあのずうふるの原作が『めくらのお市』の原作者と同じでびっくりした。う?ん、最近の見事に関連している出来事でした。そのうちDVD発売少し前になったらichiの感想も書きます。
★映画ブルークリスマス
 そろそろ、サイトの漫画紹介のダイモンズを終わらせようと奮闘中なんですが、元ネタの鉄の旋律を読み返し、併録されている2作品も読んで改めて、やっぱ手塚先生は凄い!と思った。この2編はディティルを作り込んで行けば長編になるだろう。それを短編でやってるし、ちゃんとオチがありスッキリした作品である。政治的なと言うか社会的な内容。これら合わせてちょっと似た作品がある。内容は似てないけど、ブルークリスマス。 若き日のファイト一発テキサスな勝野洋と、風邪引き母さんになってしまった竹下景子が主演だ。(まんまな感じ+ブレードランナーな内容の漫画で柴田昌弘の グリーンブラッドってのもあったな)このブルークリスマスは奥が深かったんだねw知らなかったよ。 実はこれ手塚治虫の火の鳥の実写映画見に行って、予告で見たんである。それから映画評が雑誌に載ってて見たら、評判すこぶる悪かった‥。のはずだよ。これはあの北の国からの脚本の人が(悪いけどあのシリーズ一度も見た事ない、ので批評はできませんが。ちなみに同じ様に話題の踊る大走査線も一作も見てません)マスコミのプロパガンダ化(=政治的なある思想を持ち上げてヨイショする内容の宣伝をする事。ちなみにw以前に物凄く期待して劇場に見に行ったターミネーター3がシュワルツェネッガーのカリフォルニア州知事選出馬の為のプロパガンダ映画であった、と言えば判り易いと思う)に反発してらしい。←ウィキにあった。書きたいものが政治家にとって都合が悪いと裏からテレビ局に圧力を掛けられて中止させられるとか、それから 慌ててイメージアップの為に政治家達はテレビに出まくるとかそんな感じなんだろうか?兎に角、局から製作を差し止められるか、釘刺されるか何かしてそれに 反発して言論統制の危機を訴えたくて作った映画、って事でFA?そんな意図込められても困る。設定が=あらすじ、UFOに遭遇した人々が人間で無くなって 行く=血が青くなる。それを見つけ出そうと国民血液検査実施。それを反発デモする人々を国が鎮圧。真実を知り公表しようとした学者も、国外に拉致されロボ トミーを受け廃人とされてしまう。希望は潰え、そして、青い血の人々はクリスマスに殲滅ケテーイされて終わり。って『?』だよね。主題は人種差別なの?何なの?有事が起こった際のエゴ丸出しの力ずくの悲劇?まあ、青い血の人間に対する真 実の情報を隠匿と情報の禁止、に対する反発=情報統制に対する批判。つまり真実を知る権利を奪うな、と言う事か。当時は見所がラブロマンスと悲劇だったと 思う。これ、何の為にUFOが現れるのか?本当に地球侵略目的なのか?なぜ人が変化するのか?とかそこいらの疑問吹っ飛ばしてるし、SFに名を借りた政治 映画じゃターミネーター3見に行ってがっかりしたのと同じで、もしもSFの謎とオチを期待して見に行った人がいたら困るよねぇ。あっ、でも純愛?映画とし ては成り立ってるのかな?そうやって見に行った人達にはイイかも。それしか、見方も思い浮かばない。手塚治虫の2編は『悪魔の開幕』と 『イエロー・ダスト』悪魔の開幕は戒厳令が敷かれ、言論統制はおろか、電話・手紙など私信開示も義務づけられ自衛隊が軍になり、核開発もされた日本が舞 台。首相の暗殺劇のはずが、それすら仕組まれていて逆手に取られて反対派一掃の為の駒に使われた男の物語。イエロー・ダストは沖縄での米軍の小学校児童誘 拐立てこもりが起こり、こもった軍の基地に保管されていた食物を食べた人質の子供達が食物に混ざっていた麻薬の特殊興奮作用によって殺しあいを始め最終的 には米軍側の突入の時に応戦した為に全員殺されてしまった。が、そこで特別食による事故と言えず、子供達に殺された日本人の犯人に全ての罪を着せて隠蔽な 話。どちらも事実の裏に真相が隠されているハードな内容の話だ。隠された真実は探ろうとすればする程ますます危険になるだろうね。でも、知りたいのが人間 の性。好奇心は猫を殺すがノ、と言う事だね。
 
本当に恐ろしいのは統制された報道か?誤った伝聞だろうか?悪いけど、ノンポリだす。
★必殺キャライケメン選
No1市松【沖雅也】『出演 必殺仕置屋稼業』 親の代から殺し屋。幼い時に父が死す。容貌は父と瓜二つ。背が高く、鼻筋の通った眉毛の凛々しい良い男である。声も独特。パーフェクトな神の容貌を持つ男。クールな中にも優しさを秘めている。乙女の憧れと言っても過言ではない。

No2糸井貢(吉岡以蔵)【石坂浩二】『出演 暗闇仕留人』 高野長英の門下生。主水の妻〈律〉の姉妹である〈あや〉を妻に持つので主水とは義兄弟と言う事になる。インテリ、細身なんで背が高く見える。優し気な二枚目でカッコ良い。が、たまにカッコ付けな所が見え隠れする。

No3土左ヱ門【山崎努】『出 演 必殺からくり人血風編』 幕末の物語に登場する、正体は官軍の将。ひげの男は好きではないが、ブロンソンと土左ヱ門だけは別!この二人は骨太な男臭さが共 通している。銃をぶっ放すのも同様。細身の優男も良いが、たまにはこういうワイルドな男とも付き合ってみたいものである。

No4蘭兵衛(高野長英)【近藤正臣】『出演 新必殺からくり人』 開国思想のために幕府から弾圧を受け、指名手配になる。大人の男の色気がある。インテリなのではあるが、堅物には見えない。そこが糸井貢と一線を画している。私事だが祖父と同じ名前であるのもポイント。

No5死神【河原崎健三】『出演 新必殺仕置人』 闇の元締め寅の秘書。無口で無表情なのは殺しの非情さを体現しているかの様である。時に目隠しの仮面を付けたりしている。謎なキャラだが、仕置人の監視と粛正も兼ねており中々の実力者。

 こうやってみると、好みのキャラは得体の知れない謎キャラばかりだ。隠している顔のある男、過去が謎な男。裏があるのがそもそも必殺キャラなので、正しい鑑賞の仕方してるでしょw
番外 
芦屋雁之助 色んな必殺に出ているが、この人が出ると番組が面白くなる 気がする。好きな役者さんである。勿論『山下清・裸の大将放浪記』も見ていた。この人演技が上手過ぎて、本当にああいう人なのかと思っていた当時ちびっ子 が多数いて、後にヤマサの昆布つゆのCM出演を見て、普通の人だと知ってショックを受けた模様。悪いが塚地には到底超えられないだろう。
★キカイダー考
 石森章太郎(石ノ森章太郎)先生の作品で先生自らがライフワークだと言っていたサイボーグ009。それとキ カイダーは似て非なるモノである。片方は人間からの、そしてもう片方は非人間からの自分のアイデンティティについて悩んでいるからだ。元々人間である 009達は基本形が人間であるため、むしろ改造人間でお馴染みの仮面ライダーに近い。鉄面探偵ゲンもこちらだろう。そして人造人間キカイダーはロボット刑 事Kに最も近い。素材が元来有機物=血や肉など生きた細胞か、無機物=金属やオイルか、の違いと言っても良い。物語をグループ分けするとこの2つに大別さ れるが、素材が違うだけにやはり両者は甚だしく違う。前者は身体は失われたが心は変わらない。見かけも以前と変わりなく見える人間機械である。血や肉が金属類に置換されたと言う事だ。後 者は全てが作り物の機械人間である。誕生=生産されてから、死ぬ=壊れるまで。そして心については何がベースとして存在しているのか?(元々見本になる人 間体のコピーなのか?オリジナルな機械なのか?)も漫画なので語られる事は無いし想像してみても良く分からない。更にKは見掛けもロボットそのままである が、ジローは変身する前は人間体である。009達やライダー達が苦しむのは血や肉の痛みへの追憶ゆえである。失われたもの=痛みへの喪失感とそして恐らく は失われる過程での恐怖感もである。大きなショックを与えられた心因性の外傷に悩む、と言う事だ。が、ロボットであるジローやKは最初から失ったモノは何 もない。悩みはするし、抱く感情も苦しみとも酷似しているかもしれないが基本的に違う。あったものを失った時、人はその価値を知る。009達やライダー達は失ったものの大きさを知るがゆえにそれが再びもたらされる事が無い (=取り戻す事が無い)のも百も承知している。しかし、得た事が無い者(ロボット)にその痛みは理解できるか?である。それも含めて人間になれないのに人 間に近いのなら、自分はなぜ存在するのか?なぜそんな風に作られたのか?を自問し、それ故に苦しむのだろう。恐らくジローとイチローの間の差がその問題の 答えでもある。ジローは優柔不断である。優しいのである。しかし、イチローは荒々しく物事を単純に理解し最も効率の良い方法で動く。それが本来の機械の目 的や役目だからだ。愚図愚図と考えるのはとても非能率的なのだ。事象には元々善も悪も無い。とするなら効率よく動くイチローこそロボットであるし、本人?もそれを悩んだりしない。当然の事として疑問 を持つ事こそ不思議に思うのだ。なぜ、悩むのか?ジローの良心回路は(ジェミニサーキット)悪の命令に従わない様に自己判断できる様にするための補助機械 である。悪と善を判断する事はそれらを知る事から始まる。サイボーグや改造人間は勿論元々は人間なので判断できる。これが完全である=行使出来る、と言う 事は、むしろジローの完全なる機械化に同義なのではあるまいか?善と悪を正しく判断して完璧に行動に移せるのは人間ではないからである。できれば警察いら ねーのである。そう、人には欲望と言う始末に終えないものが存在するのだ。そして優しさと言う弱さ=情、も存在する厄介な生き物だ。善か悪かは理解できて も、行動できるか?は別問題なのだ。それに物事は多面的に見ると判断が逆になる場合すら存在する。キカイダーがロボットとして完全になると言う事はそれがまっとうにできる、と言う事だ。しかし、ジローは悩むのだ。 決してなれない人間に実は最も近いのが、不完全な良心回路を持ち悩む彼なのではなかったろうか?心が成長し物事の本質を捉える事、それは物事に関わる人の 心の有り様なのである。ジローが善悪を知る、とは人の心を少しづつ理解する事だ。人の心は欲望に負けて悪事を働いてしまい良心に苦しんだり、正義を行うた めには損な事もあるが正しく行動し清々しさを味わう事もある。が、ただ正しい事だけをするのが人間ではない。人間には嘘も方便。事実を湾曲して誤解させる 事で他人の心を救う事もある。他者のために自分を貶めてもそれを行う事ができるからこそ人間なのだ。ジローはそこに行き着く事で最終的には完全なる人造人 間になれたのである。(決して人間ではない)アトムでもそうだが、人がなぜロボットを嫌い畏れるのか?は彼らが肉や血を持たないからだろう。血や肉を持たないとはどういう事な のか?を考えてみれば良いのだ。もし、彼らが人間に興味を持ち、良く知りたいと思ったならどうするだろうか?彼らはまず、自分たちとの大きな違いを知りた がるに違いない。そう、血と肉を持つ我々の肉体についてである。彼らは恐らく理解出来ないだろう(だからこそ興味を持つのだが・・・)我々の肉の痛みを。 取り替えの効く己の身体と同一視してしまったら、或は人間への興味がそれは個人に対するものとは全く異なるとしたら?つまり、人間と言う種に関して彼らに は『どれも同じ事』になるかも知れない。人間は沢山いるじゃないか?とそういう事だ。知る為に、恐らく彼らは気の 済むまで我々を解剖しまくるだろう。何れ位の流血と刻まれた肉の山ができる事だろうか?それでもきっと何も判らずに殺戮(我々人間から見て)を繰り返され てしまうのだろう。まあ、恐らくこの想像はあながち間違いでは有るまい。心を得るとは魂の問題だからであり、それを人工的に善や悪や迷いや悩みや苦しみや 喜びや楽しみを選択出来る知能を持たせる事によって置き換えようとしても複雑すぎて造り出す事など出来ないだろうから、むしろ最高水準のロボットは前述の ように『壊れたイッちゃってる危ない人間にそっくりの出来栄にしかならない』と 思う。だからこそ人は彼等を恐れるのだ。酷似しているのに別物の存在を、人はバケモノと呼ぶのだ、昔も今も。そしてフィジカルとメンタルは実は切っても切 り離せ無い深い関連性を持つものなので、ロボット工学が進んでも思考する人造人間など夢のまた夢で、機械的な動作しかしないヒトガタのロボットの進化しか ないだろう。人造人間は人の永遠の見果てぬ夢なのだ。


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 話は変に奇を衒う筋の話ではなくて良かった。設定が、まんま 水上勉の『はなれ瞽女おりん』であったが、物語の盲目の女達の生きる知恵や、その中での悲しみをリアルに表すには上手いとは思った。おかげで存在にリアリ ティがある。(のは良いんだが、はなれ瞽女おりんが参考だと思うんで、著作権大丈夫か?と気になった)そして元ネタの『めくらのお市』は少女の頃に事故で 急に目が見えなくなった設定だが、居合いの師匠が居る点とか彼女自身賭場通いをするなど、ある程度のヤクザ性=陰があるのは同じ。本作物語は正統派なアンチヒーロー・ヒロインものの 系統に属している。全体的に真面目で硬派な作りだったのは非常に好感が持てた。綾瀬はるかちゃん綺麗に撮れていたし。獅童の悪漢ぶりもステレオタイプだ が、変に二枚目ぶったカッコ付け意識が無く演じてたみたいなんで、堂々とした敵役ぶりが逆に清清しかった。演技上手いな、自分の役をちゃんと把握してるか らだな。さすがわ錦之助・賀津雄の甥っ子だ。窪塚も適役、軽いボンボンから跡目を継いでいっぱしの親分になった所も結構上手いと思った。父親柄本明の絡みもあったおかげかとも思ったが、に してはも少し柄本の元気が無ければ(咳き込んで血吐くとか、目の周り黒くするとか=病人設定だったから)なお良かった、と思ったんでそうでもないな。しか し、やっぱりはるかちゃん顔汚してもぼろ着せても綺麗だよ、盲いた人の目ではないし(少々のロンパリっぽくも出来んかったか。まあ、女優としてのイメージ も有るし)映画だからしょうがないけどね。彼女の華麗さは十分出てたんで、そこは目をつむれると思う。ただ、大沢たかおの描かれ方が s(・・;)う?む。無理に退場させなくても良かったんじゃないかな?お市との触れ合いもちょっと中途半端っぽいしな。でもこの物語の中のお市の台詞で目 が見えないと、人との距離の取り方が判らない、って言うのは物理的にそうなんだが、それと連動して近づいても相手の表情とかサインを受け取れないから確か に不利で、相手が何考えているか情報量が圧倒的に少ないので、そのまま心の距役の離 に置き換えられてしまうというのが目の見える 側からすれば全然判らなかったので、ちょっと発見であり胸を突かれる様な話だった。で、結局大沢たかおの演ずるトラウマ持ちの侍との関係は友情?愛情? どっちや?って感じだったんで少しイラっとした。役柄同様に優柔不断だ。彼はもう徹底的に腰抜け剣技ダメダメのお人好しなだけのキャラでも良かったし、反 対にやるときゃやるぜ!で箍が外れたら鬼神並みになる男に変えても良かったんじゃないか?と思う。あ?、でもあんまり格好良くし過ぎちゃうとはるかちゃん が霞んでも困るとか。(そうならないとは思うが)後、気付いた所は宿場のセット(=部屋の内装では無い)があまりにもコギタナス!だ。寂れ過ぎ。暴力団が 居座る以前の問題だよ、だから客が来ないのでは?それと、流れの乱暴者達が武装し過ぎ、武士の戦並の重装備だ。まあ、しても良いし皆衣装は赤で統一感あっ てカッコ良くて面白いファッションだったけど、これはやはり宿場の博徒達が出入りなのにむしろ軽装過ぎて、無頼の徒との力の差があり過ぎに加えてその差が有りすぎて、有り得ねえ?、正当的チャンバラ仕様!とか思ったからだろう。細かい所だけど。まあ、十分面白かったからこれ続編はあっても良いと思う=見てみたい。ってか、綾瀬はる かファンなら見るべきだろう。マジ綾瀬はるかに惚れそうになったよw 少し評価が甘いかも知れないが、まだ「めくらのお市」シリーズを見てないのが理由。あれはレンタルも販売もして無いみたいだし、テレビも多分衛星放送とか でしかやらないだろうから、見れないだろうと思う。そっちとの比較したかったな。ボンカレー絡みでちょっと残念。
 座頭市も良いけど、ルドガー・ハウアー主演の【ブラインド・フューリー】も西洋風座頭市だ。ちゃんと仕込み杖使ってるのがグッジョブ!話の筋はちょっと途中でgdgd=グダグダノ、するけどね。(そう言う意味では彼の【サルート・オブ・ジャガー】の方もちょっとモニョるかも)ルドガー・ハウアーのファンなら見る類いの映画です。本作の様に。
★必殺2009感想
 むうん、やったな必殺(2009第10話)。これはまさにアイドルな作りを逸脱している。ジャニーズの人の本業が忙しくて番組降りるならこれ位やっちゃえ!ってんなら感心しないな。話の筋で母親が息子の殺しを依頼する動機が弱過ぎて「はあ?」だったし。例えば、息子の犯罪を何とか隠蔽したものの、今度は息子 が奉公人と組んで押し込み盗賊に成り下がり懇意にしていた人達を斬り殺したんで泣く泣く斬って欲しいとか頼むのなら納得出来たけど。それからその物音(息 子が仕事人に殺される物音)を聞きながら母親が自害ってのが本来の有様だよね。必殺2007はまだ正統な作りだった様に思うが、ハッキリ言うと今は標的も 弱過ぎなんだよ。今までは話が時事ネタやってたから、今なら闇サイト殺人みたいなのやってもおかしく無いんだけどやらない(=やれないんだろうな)なら、 アイドルな作りでいいじゃん。ゲストに演技頼っても良いと思うよ。時代劇専門ではない普通の俳優が、時代劇に出て演技してるのを見るのはちょっと得した気 分なんだよね。だから良いと思うけどなあ。それに必殺って不文律があったよ。殺しの現場見られても始末しない。ヘマして捕まっても主水はちゃんと助けてた し。それ外す禁じ手に出るとは思わなかったよ。だからある意味一番ハードな内容になるかも知れないね。予感はさせる、多分そうはならない内に退場になると 思うけど。そこはなんてったってアイドルだからだ。ただ必殺の殺し屋達は立場が対等な筈なんだが、芝居の中でジャニ専門の年功序列の匂いがするのがきつい ね、ってでも主水が実は必殺シリーズで一人勝ちしているのに似ていたりする。東山氏は元ジャニにいた知り合いから聞いた話では昔は(から)自己顕示欲が半端 無く凄いらしいから、松岡君と大倉君を殺りそうで(自分の役の肥やしにしそうで)怖い。と勘ぐらせる程に本日は凄みが増してやる気十分だった。これは本気 で主水の後釜狙ってそうだ。