これは学生時代の出来事です。現国でジャン・コクトー他、の詩を習っていた。何人かの詩人の作品から一作品を選んで感想文を書いて提出を求められた時の事です。それを読んだティーチャーがその感想に付いてコメントした時の事。ちなみに私はランボーについての感想を出したんだったかな?で、魔法のマコちゃんの話の中にこのコクトーの詩を習うエピソードあって、その話は入院している男が出て来るというのがメインのストーリーだったんだよね。で、やっちまったんだね。コクトーの詩の【私の耳は貝の殻、海の響きを懐かしむ】って奴の感想文。『この詩に出て来る人は入院していて貝の音を聞いていたのかも知れない』ってそれ、マコちゃんじゃん!って思うと同時に、何やら教室に漂う雰囲気が変。やっちまったな、クラスの大半がこのエピソード知ってるって思った。実際に皆マコちゃん見ていたと思うし。私もまっ先にこの詩を読んでそれ思い出したけど、それまんま感想にしちゃうのは物凄く恥ずかしい。少女趣味だし。おまけにさ、その感想書いたの普段はツッパッてる男子だし=そいつねーちゃんがいたから、マコちゃん見ていたんだろうw。という香ばしい思い出があるのだった。当時からかってやれば良かったwそうすれば黒歴史になっただろうなあ。本当に普段偉そうにしてたから、不良の癖に。とつい余談だけで終わってしまいそうだったが、第3弾は魔法のマコちゃんである。これはアンデルセンの人魚姫がモチーフである。人間の男を助けて一目惚れして人間になった人魚の物語である。よって、アッコやサリーには無い恋愛の要素がある。人魚だから裸のシーンもあったりするので、前の2作よりは少し年齢層は上がる、というか前2作を見てて成長した年代向けを狙ったのかも知れない作品である。


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