ここはヘイトの協力者達ページです。個々で紹介するにはヘイトとの関わり合がイマイチ少ない人達なので、まとめて御紹介します。

レイ
ヘイトがラフィンに報復に来た時に出会った協力者。父を奪われたレイと、娘を奪われたヘイトとの出合いは運命的なものを感じる。二人の関係は手塚漫画ではブラック・ジャック&ピノコ、どろろ&百鬼丸に類似している。が、ピノコもどろろも女の子なので、むしろレイを見ると※『紅三四郎』のケン坊の方を彷佛とさせてくれる(ヘイトのカバンを持ち歩く姿が、ケン坊が三四郎の柔道着を見付けて持ち歩いているのを思い出させる)特にレイのソバカス顔と帽子とこの髪型はかなりキャラが被っている。恐らくレイのこの格好は(ケン坊も一部=靴磨きが仕事、そうだが)戦後の孤児(みなしご)の代表的なイメージの服装なので、レイにこの姿をさせるのは、より独りぼっちの子供の印象と孤独感、と抜け目ない強かさをとても良く表している。
※紅三四郎(くれないさんしろう)=タツノコプロのアニメ。柔術の師でもある父の仇を討つ為にバイクで旅している。仇は父の側に義眼が落ちていた事から片目の男と目されている・・・。もうこれは、ズバット参上ズバット解決、人呼んでさすらいのヒーロー、怪傑ズゥバァ〜ットだな。んもう大好きだぜ!ズバット。それとタイガーマスク、とアイアンキング。この4つは我がバイブルでもある。特に紅三四郎はOP曲がそのままテーマの答えの様になっていたとは思いもしなかったよ。それとタイガーマスクも最終回はOP曲を裏切る事になろうとは。歌うのが恥ずかしいぜ。の様にこの2つのアニメは最後が青天の霹靂なんで、機会があったらまあ見てみてちょ。
ベッケル博士
密林で発見されたプログレスを、人類文明に引き入れた元凶。純粋に研究熱心な面もあるが、結果や成りゆきが自分中心に思った通りでないと地団駄を踏む困ったおじさん。意外に名誉欲や世俗的な欲を持っている。ヘイトに対しても、密林から救い出して文明社会に引き入れてやり世話してやったのに、裏切った『恩知らずのプログレス』対抗する気持ちから、プログの能力エレセロスと対極にある力ゼスモスを与えたのである。ここまでは無償とは言えないまでも、お互いの利害が一致していたのだが、プログ同様に助力がもう必要無いと知らされると逆切れする。ヘイトの腕の接合部の肩にも爆薬を仕掛けたり、裏工作が大好きである。また、善意の助手2名の死に対しても冷淡に接し、残念には思っても(優秀な助手を失って)悲しむ事はない。一見善意の協力者を装ってはいるが、実態は小狡いダイモンズ野郎である。「んっ!」が口癖。
ロバート
両足を欠損し、ベッケルにゼスモスを開発され自由に動く両足を手に入れた、おネエ言葉を話す優しいガタイの良い兄ちゃん。人の世話を焼くのが好き。作中で一番の善人かも知れない。ヘイトのタンクトップ・ジーンズ・コート・靴など装備一式(どんな顔をしてヘイトのサイズを計ったのだろう?)を防弾加工して作ったりと隠れた特技を持っている。しかし、スワロウを信用して装備一式を揃えた後でそのスワロウによって蹴殺されてしまった。最期まで真性のおネエだったのか?謎のままなので、作者に聞いてみたい所である。
楠刑事
天職であるはずの国家公務員の地位をプログレスの策略によって奪われ、人生を狂わされた一人であり、なおかつプログレスの能力開花の為の試金石とされた可哀想な男。楠は刑事の勘でプログレスを一目見て『こいつはアブナイ!』と悟ったのだが、本人にバカ正直に告げたために『ウザイ!』と思われ厄介払いの一石二鳥の片棒を担がされる。当然、プログレスに操られてつい人殺しを〜なんて言えるはずも信じてもらえるはずもなく、恐らく服役・退職の憂き目に会っているだろう。以降はプログレスの動向を探り続け、後にヘイトの情報屋さんと化す。もしかすると、ベッケルにリンチに合ったヘイトの事を知らせたのも楠かも知れない。
南の島の楽園の姉弟
プログレスの策略を阻止する為、ヘイトが訪れた島で出会った姉弟。姉はヘイトに、求婚したりプログの戦いに破れ海で溺れたのを救い出したりと端役にしては活躍している。人類粛正後は出番がない。

モドル