ダイモンズ、話はくさい(良い意味で)しかし、それ以上に出て来る奴らが男臭さプンプンだ! ほとんど癖のある面々のハードボイルドな物語なのであるから、仕方ないのか?否ッ! 男女比は自然界ではほぼ同数(正しくは今の日本の消費税が男の比率と同じw)が理想のはず?この漫画はその比率を完璧に無視している! だがそれゆえ、それだからこそ! 砂漠に湧いたオアシス、掃きだめに鶴、貴重な女子の姿を堪能しよう!  と言う企画です。
◇◆ヨシコ◆◇
日本人。ヘイトのロゴスディア時代の部下。容姿はどことなくのほほんとして垢抜けないが、ヘイトの下に就くだけあり有能である。ヘイト失踪(とされている)後ロゴスディアの兵器転用の証拠を持って出奔。プログレスに殺しを依頼されたアールダーに狙われる。も、持ち前の無鉄砲さから勢い良く出た行動により金持ち=日本人、の身代金を狙うゲリラに誘拐されてしまうなど、話を余計にこじらせややこしく、かつ大きくしてしまうと言う〈
マイペースな困ったちゃん☆〉である。ヘイトにはアールダーの魔手から救われた後も、就職口(ベッケル博士の所)まで世話されている。手のかかる子である。ただ、ヨシコは意外に胸がでかい。それですべてOK! なのだ。
◇◆サンディ◆◇
ラフィンの仕事上(あくまで)のパートナー。所謂マジック・アシスタント。見栄っ張りなラフィンは見掛けがゴージャスな彼女が大好きでプロポーズまでしているが、彼女の方はけんもほろろである。恐らくそれはラフィンが彼女を自分の飾りや見せびらかしとしての対象で好きなのを見抜いているからである。おまけにラフィンは彼女への依存度が高く、男女と言うよりも子守り関係になりかねない。彼女自身は月並みではあるが、私の内面を理解してくれる〈包容力のあるワイルドな男性〉が好き(はあと)なのだろう。決して口が堅いとは言えないし軽薄な感じではあるが、ヘイトにモーションをかけるあたり(残念ながら全く相手にされていないが)中々雄を選ぶ本能が優れた女性である。

◇◆マリア◆◇
ジェストの彼女。彼と婚姻寸前で事故により死亡。詳しくはジェストの項参照。
◇◆アニー◆◇
ランパートの娘。物語では病に倒れ痩せ細った痛々しい姿だが、もし健康体なら母親と叔母(ランパート直属の配下であり、義妹のグロウ)に似ているに違い無いのでこうなりました。多分目はでかい。もしも彼女が健康体ならこの悲劇のいくつかは阻止出来ただろうか?それは疑問だが、間違い無いのは娘ハアハア「アニ−たん、萌え〜」の親父の気苦労は、絶える事が無いだろうと言う事である。家に遊びに来たボーイフレンドの首にこっそりと手を掛けようとしたり、運動会に配下を応援団として引き連れて行き顰蹙を買ったり、もうバカバカの親バカ振りを披露するだろう。そういうのもちょっと見てみたい・・・様な見たく無い様な・・・。

◇◆ヒロコ(中学生時代)◆◇
ヘイトの妻だが、プログレスの幼馴染みでもある。プログレスはヘイトにヒロコを奪われたと思っている。が、幼馴染みは一緒に居過ぎると兄妹と変わらなくなり、恋愛感情が起きにくいらしい。ヒロコは多分それだったと思う。しかし、プログレスは意外と内向的な為に自分に懐いて理解してくれると思った母性の強い女性に弱い。恐らくずっとヒロコ一筋だったのだろう。そしてヘイトに奪われたのもラフィンの様に『ヒロコの心は支配したくない!』と思って、エレセロス発動を躊躇っている間にトンビに油揚を攫われてしまったのか、それともそもそもエレセロス自体が効かなかったのだろう。(まあ、後のヒロコの遺体に対する蛮行を見ると、後者が正しいのでは?と思われる)他人に対しては上から目線のプログレスよりも、誰にでも気を使いそうな優しいヘイトに心曵かれるのは当然なのであるが・・・。

モドル