時任版ブラック・ジャックのラジオドラマ※1993年10月4日から1994年4月1日まで全130話をTBSラジオで放送※をカセットに収録、販売されたもの。全3巻のうちのこれは第1巻と3巻。収録内容は1巻『A面1医者はどこだ! 2しめくくり3曇りのち晴れ。B面1誘拐2ふたりの黒い医者3巻A面1灰色の館2復しゅうこそわが命B面1ナダレ2道すがら3人生という名のSL』岸田版と内容が被ってるのがあるが、両方とも原作に忠実な造りだし、当然! 同じ内容なので微妙に構成が違ったり、言い方が一寸異なるだけであんまり変わらない。と言うのが正直な聴取感想。ただし雰囲気はものすごく異なる、岸田版は岸田さんのノリでやってるフシがあるし小劇場な感じ(なんじゃそら?)がある。時任版はあか抜けてるって言うかひたすら真面目でカッコイイ作りを目指してたんだな〜てカンジ。  DSソフトの『ブラック・ジャック 火の鳥編』。これはね、うんアニメのブラック・ジャック21ファンならイイかも。というかもうブラック・ジャックならなんでもオッケーという度量の広い人と、オールスターシステムをイカンなく発揮してくれているつくりなので、手塚ファンという人なら有名キャラがバンバン出て来るので満足出来ると思う。しかし、攻略できねぇ!ので中途でなげだしたままだ。というのも使い込んだDSではタッチペンの微妙な動きにズレがあるのか、どう見てもセーフだろう!と言う箇所でミステイクになりやり直してタイムアウトと言う目に。タッチペンで画面を何度調整してもミリ。←個人的な意見と現象だが。新しめのDSでないと攻略難しいと思う、ので壊れて買い替えたら続きを〜、とも思ったけど今やDSも3D時代だしなぁw。絵柄は原作寄りだと思う。ちなみに、OVA版のブラックジャックの絵は、テレビアニメ版のコブラとかベルバラがチラつくwんでちょい苦手です。
これはその頃に映画化されるのをチャンピオン誌上で知って、切り抜いた当時の金曜日の夕刊のテレビ欄の下に掲載される映画の宣伝広告です。所蔵するコミックス13巻の『春一番』のページに挟んでありました。「私の瞳の中に住んでいるあなたは誰」ってあおりに『こりゃまたすんごく微妙な話を持って来たもんだな』と複雑でしたね。いや、もうこれは見るからに医療漫画じゃない、何かサスペンスタッチの映画だよ(主演が片平なぎさだしw)、と言うかこれ二時間も引っ張れる話じゃないんじゃないか、というのが正直な疑問だったんで。特に天才的な手術の腕前とか、金に汚いと言われているけど実はそうでは無い面もある、というブラックジャックお馴染みのカッコ良さが出て来ない原作の話だから、映画にも多分らしさは無いんだろうな〜、と思ってたら実際そうだった(でござる)。ブラックジャックはむしろゲスト出演てカンジ?この話は短編で同じ様な話を手塚先生描いてるんだよね。事故で海に投げ出された恋人の男性の姿が丁度激しい落雷の光によって女の人の網膜に焼き付いてしまう、女は男を死んだと思っていたが…という話。むしろそっちで話膨らませて何か作品作っても面白そうだが、やはりブラックジャックのネームバリューがあるからかw。見た感想は、そんなに悪くも無い(改変しまくりの突拍子も無いアニメ映画よりは)登場人物にスターシステム応用してんの?みたいなチョイ役に意外な人が出てたりするし、悪評が高いみたいだが(見て手塚先生激怒とかいう噂が…)宍戸錠のブラックジャックは容姿も、原作に忠実にして頑張ったんだなあ、とほのぼの思った。これはツタヤにもDVDで置いてあるみたいなので(急激にブルーレイに席巻されてなければ)今現在借りて見られますよ。


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